イブは大聖堂の聖歌隊でキャロルを歌いました。

 

英国移住から一年半かかりやっと入ることができた大聖堂のボランティア聖歌隊。

 

11月と12月に何度か歌うことが出来て、24日の真夜中に歌うミッドナイトマスはずっとやりたかったことのひとつでした。

 

クリスチャンではないのでミサに慣れておらず隣に並ぶ同僚のやることを逐一真似してこなします。リハーサルが少ないので初見である程度歌えることが条件でした。ボランティアのグループなので高齢者が多いですが皆さんベテランコーリストで堂々と声を出します。

 

大聖堂は英国で二番目に古い(最も古いのはカンタベリー大聖堂)ロチェスターです。ドーバーからロンドンの道中にある地理的要因で大聖堂が建てられたのでしょう。私は愛車のトヨタカローラを運転して20分で自宅から通っています。

 

ミッドナイトマスで歌ったのはメジャーなクリスマスキャロルの他にウィットボーンの『ミサキャロラエ』からグロリア、サンクトス、アニュス・デイ。アンドリューカーターのメリーズマグニフィカ。ミサの進行に合わせて音楽が見事にプログラムされています。毎回上手いなあと一人感心するのです。

 

初めてミサで歌ったのは11月初旬でしたが、ミサの終わりに大聖堂の中を練り歩いて退場する時にあまりに感激して涙が溢れて止まらなくなり、聖職者の1人が心配して私のところに駆け寄ってくれました。大聖堂で歌えること、あの空間に自分の居場所があることが素晴らしいです。

 

この12月だけでも様々な歌を歌いました。ボランティア聖歌隊は35名ほど。予めスケジュールをもらい参加出来る時に参加します。(11月末のお葬式ではソプラノが2人しか来なくてアルト4人でどうにか手伝い乗り切りました。)この他にお給料をもらっている若者の聖歌隊が数人、隣の学校の生徒である子供の聖歌隊もあります。やはり聖歌隊全体で歌えるとボリュームが出てとても楽しいですね。


ミッドナイトマスはもちろん子供の聖歌隊は参加せずでした。真夜中でしたけれど譜読みをしながら歌う必要があり、歌詞も慣れないので努めて集中して歌いました。大聖堂で歌えることに感謝しながら日本で闘病中の父のために祈った時間でした。