3月11日から1週間が経過しました。
先週の今頃、何をしていたか思い出すのに少々の時間を要するぐらい、時間が経ってしまった気がします。11日以前からも、仕事が忙しい時期でブログを更新していませんでしたが、地震以来はなおさら何か書く気がしませんでした。
でもやっぱりこのブログは私の備忘録。書いておこう。
3月11日の金曜日。
確か左隣の後輩と、今日はおやつがあるけれど今食べるか否か?!なんて仕事の合間に平和な会話をしていた気がします。 そこに来た小さな縦揺れ。少しずつ大きくなり、やがて大きな横揺れへ。擬音語を使うとすれば、「ゆっさゆっさ」というか、「ぐわんぐわん」という感じでしょうか。普通に座っているのも困難で、倒れそうなパソコンを押さえながら机のへりをつかんでいる感じ。 2度目に大きく揺れたときに、後ろの後輩がとてもおびえて机の下に隠れようとしました。普段だったら「大丈夫よ」と言う立場だし、多少のことはあってもそういうことは言ってきた私ですが、今回の揺れでは何も言えませんでした。
まだ揺れがあまりひどくないときに、ケータイで母に「だいぶ揺れたね、だいじょぶ?」メールを打ちました。また揺れが収まりかけてから、ケータイは通じにくくなると思い、自宅に会社の固定電話からかけました。すぐ父が出て、「ママは出かけてる、こっちはだいじょぶ、妹と連絡取れ」とだけ会話して切りました。
やがて揺れが静かになり、フロアも静かになり。誰かが言った「このフロアって、アナウンスも入らないんだっけ?」という声で、われに返ったというか、ああそうか練習の時にはアナウンスがあるもんね、と妙な冷静さ。
そうこうしているうちに、総務の人たちが「とりあえず1Fへ」と言いに来てくれました。こういう時って、着の身着のままで急ぐんだよね、なんて頭をよぎったのですが、皆がコートをきてバッグを持っていたのを見て、私もコートを着て、バッグと携帯を持って階段をおりました。
途中、足がよくない同僚が、一生懸命階段をおります。いやな言い方ですが、彼に合わせると後ろがどんどん詰まる。追い越せばそれなりに流れる。狭い階段でものすごく複雑な思いをしました。
表に出る途中も外出中の母と別の会社に勤める妹に連絡を取らねばと、ずっとかけ続けますが、もちろんまったく通じません。しばらく表に居ましたが、落ち着いてきたので一旦は各自のフロアに戻るように言われて、また階段をあがって9Fへ。9Fについたところで、またもや大きな揺れ。再度1Fへ。そのあと、みんなで広域避難場所に避難しました。
大学の広いグラウンドではずっと立っていてもどうしようもなく、充電の残量とにらめっこしながら電話をかけ続けました。お台場方面は黒い煙が見えて、ワンセグを見ていた同僚が火事がすごいなーと教えてくれました。電話はいつかつながると思いましたが、どうしてもつながらない。会社アカウントのTwitterに、他の拠点の人たちに知らせる意味で、避難していることを打ったり電話をしたり。
そのうち、冷えてきたからと大学の方が講道館に案内してくださいました。ここで、帰れる者は解散となったため、私は家路へ。 徒歩で帰れる距離が幸いでした。あっさり自宅のマンションについて、うちの中はどんなにめちゃくちゃか見るのが怖くて、そぉーっとドアを開けたら、意外と普通。何も割れていなかったので、拍子抜けしたぐらい。母には連絡が取れませんでしたが、1時間ほどで元気に帰ってきました。特に動揺もなく、遠足から帰ってきた人のようで安心しました。それに引き換え、父はおろおろ。母強し。
妹とは、たまたま電話が一度通じたきりで不通。ふと気づいて会社メールをiPhoneで見たら、妹からのメッセージがありました。そうか、インターネット回線ならばなんてことないぞということで、メールでやりとり。本当に助かりました。私が気づくの遅くて、申し訳なかったわ。
妹は、その後2時間半かけて歩いて帰ってきました。もともと歩くのが好きな子。会社の仲良しの子とおしゃべりしたり、トイレに立ち寄ったりしながら、帰ってきたようです。怖い思い、危険な思いをしなくて本当によかった。
今なお、余震があって落ち着かない日々。こういう地震とか余震とかって、私にはあまり打撃じゃないと思っていたのですが、意外にも疲労と地震酔い。ま、仕事の都合で通常よりも1時間以上早く出社したりしてたからね。そんなこんなで、この1週間分の仕事は滞り、取り返しがつくか手抜きをせねばならぬか、今もって悩ましいところ。
でもさ、TVで村を飲み込んいく津波の映像とか見ちゃうと、もう仕事のいざこざなんて小さく思えて仕方ない。私でさえ、感覚が少し変わってしまった気がするのだから、現地の方はさぞかしであろうと思います。 次に私のできることを考えました。ちまちまたまったポイントを寄付。iPhoneのアプリから寄付、ちょくちょく消灯、普通に過ごすこと。こんなことしかできませんが、続けていこうと思います。