矢野昌大のクソッタレブログ ニャめんなよ!! -505ページ目

龍と不良SHOP

とある 不良のお店 



ドンの店。





ゲキヤバ不良SHOP





不良の不良による不良のための店







店が客を選び  客が店を尊敬する店。





矢野「どうも こんにちわ!!!!」



ドン「おーぅ」



龍「どうも」



ドン「おう」






ドン「この服はねぇ どうのこうの」


矢野、龍「すごいっすねぇ」



ドン「これはねぇ どうのこうの」


矢野、龍「すごいっすねぇ」





龍「この服のLサイズありますか?」


ドン「あるよ」



矢野「いくらなん?」



値段見てびっくり… 当たり前だが ずば抜けた金額



手が出るわけがない金額




俺の背中にドンが居て

俺の前に龍が居る

言葉を発することは出来ない。


言葉をはっせればドンに聞こえる。


以心伝心しかない



俺は龍の目を見た。

龍も俺の目を見た。



目と目を合わせて



俺は自分の目を左右に振った

龍は見てる



矢野心の叫び「伝わってるか?」

龍の心「伝わりました」


目だけでは不安だったので ほんの小さくほんの小さく クビを横に振って  


「やめておけ」という以心伝心




眉毛を寄せて 顔をこわばらせて  目を左右に振って 少しだけ首を振った  そして




俺は口で 口先で「買うな 買うな」と伝えた



伝わったか?



伝わったか?



後ろにはドンがいる




龍「伝わりました」




矢野「ホッ」







俺は肩を撫で下ろした





ホッとした。


瞬間





龍「これ下さい」


ドン「あいよ」





矢野「どえええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!」おののく



で、買い物途中 おつりがないドン



ドン「おつりある?」

俺たち 財布を見て 「ありません… すみません!!!」



謝る俺たち。「すみません」



すさまじい金額を支払い  店を出た





車で帰宅中



矢野「俺が目で高いから買うなって訴えたの気づかなかったんか?」


龍「え? 買えってことでしょ?」


矢野「テメー何いっとんじゃボケ」


龍「えぇぇぇえええ!!!」



龍「買えって合図でしょ?」



矢野「買うなって合図や」



龍「え? この服に酔いしれてたんだと思ってました」



矢野「アホか!!!! 酔いしれてたら 口先で買うなって言わないだろ?」



龍「買うなって言ってたんですか?    買うな買うな じゃなくて 早く買え だと思いました」



龍「矢野さんが買えって言うから買ったのに…」



矢野「てめー 買うな いうたやろ?」



龍「じゃあ これ返品してきていいですか?」


矢野「いやそれは命の保障がないからやめておこう」


龍「あ、そうですよね」



龍「え~矢野さんが買えと言ったから…」




矢野「なんか俺が悪いみたいになっとるけど 俺はあの状況で100%の力で買うなと伝えたで」



龍「僕には伝わりませんでした」



矢野「…」




龍「この服   高いですよね?」



矢野「めっっちゃ高いよ」



龍「お金なくなったんで 晩飯 菓子パンにします」



矢野「今日は俺がええもん食わしてやるわ」




龍「いいんすか?」



矢野「特別やで」






そして晩飯 おごってやりました。



ただ買った服の金額 グレートやったけど かっこよさもグレートでした。




人に伝えるって難しいなと思った日だった。



歌でもそう

歌詞でもそう

ギターでもそう


作り手が必死で伝えようとしてても 伝わらないことがある

100人いたら100人伝わる表現者にならないかん

これはテーマやね


人に何かを伝えるって 必死のパッチでやっても難しい

いつだって人に伝えるのは「情熱」それ以外ないと思ってる




パンクよりパンクに