最近漠然と考えていることがいろいろあるんですが、
やっぱり人に話したり、文章に書いたりしないと
どんどん忘れていくもんだなと。
ハリーポッターを書いたJ・Kローリングは
ハリーポッターのアイディアを思いつた時に
忘れないようメモをとるものが手元になかったと。
だから逆に本当にいいアイディアだけが記憶に残って、
それが作品に活きたっていう話をどこかのインタビューで
読んだことがあるから、忘れるということも一長一短なんだろうけど。
さて、昨日読んだ本で、イタリアのことを
『やる気のない観光大国』
と書いている部分を見つけた。
外国人訪問者世界1位のフランスの観光資源はもちろんすばらしいけれど、
作者個人の意見としては観光資源の質はイタリアのほうが上だと。
ただ、イタリア含め南欧は全く観光資源を活かせていないと書いていた。
それを見つけて『やっぱり!!!』ちょっと嬉しくなった。
そう感じたのはわたしだけじゃないんだと。
わたしもフランスはパリに2回行ったことがある。
初めてパリに行ったときは大学生だったけど、
その時は本当に感動した。
歴史的な建造物やルーブル美術館等の美術品も
もちろんすばらしかったけど、パリ市内の何気なく歩いている場所が、
『ここは、昔ルイ16世が処刑された場所です。』とか
『ここは、ダイアナ妃が事故で亡くなった場所です』とか、
世界の歴史を変えた、世界を震撼させた出来事の
まさにその場所がパリ市内に集約しているような気がして
興奮したのを覚えている。
そしてこの夏、シチリア島に行ってさらに衝撃を受けた。
シチリアはその時代によって、ローマやフランスのキリスト教、
古代ギリシャやアフリカ、イスラーム教などさまざまの
文化、宗教の影響を受けてきていて、その歴史をざーっと
聞いただけでも、なんかすごいぞ....!とは思っていたけど、
実際目にすると圧巻。
例えば、わたしの彼の実家があるのは
15世紀前後にできたと思われる丘に上にある小さなタウン。
人口1万人弱で道路は石畳、家も石造りで中だけを
リフォームして何世代も使っているお家が数多く残る。
そして小さなタウンの中には教会が15個以上存在しており、
ミーハーなわたしがイメージする『ザ・ヨーロッパ』って感じの町。
一方、その町から車で数十キロ離れた町に着いたときは、
『え。ここはチュニジア(アフリカ)?』って思った。
以前旅行で行ったチュニジアの町並みにすごくよく似ていたから。
たった数十キロ離れた場所でもこんなに違う雰囲気を
持っていることが衝撃だった。
あとは世界遺産の数。
わたしはシチリアの東側しか行かなかったけど、
この狭い範囲だけでもユネスコ世界遺産だらけ。
彼に車で結構な数の世界遺産に連れて行ってもらったけど、
『あ、ここ世界遺産だったの?』と言われて気がつく場所もいくつかあった。
というのは、もちろんわたしが歴史や歴史的価値のあるものに疎いせいも
あるんだけど笑、世界遺産なのに観光客がまばら。
がらーんとしている。
世界遺産の説明書もイタリア語と英語だけ。
ガイドなんかもいる様子がない。
わたしとしては、ゆっくり見学できて最高の時間だったけど、
もったいないなーと心から思った。
わたしがここの職員だったら少なくとも、
フランス語やドイツ語、中国語の説明書の掲示板も作るけど。
そして、2週間のシチリア滞在中、中国人と韓国人の旅行者は
1人も見なかった。日本人は在住者かな?旅行者かな?と
思う人を1人だけ見かけたけど。
それでもたった1人だけ。
ヨーロッパからの観光客は道で見かけた感じだと、
文化や言語が似ているスペインとフランスからが多いかなというイメージ。
綺麗なビーチがたくさんあって、これだけ世界遺産をもっていて、
気候にも恵まれていて、食べ物も美味しい。
シチリアだけだってこんなにも恵まれているのに
ローマもある。ベネチアもある。
潜在的な観光資源だったら、イタリアはパリを越えるんじゃないか...?
それなのに、なんでこんなに観光客いないんだ....?
いやでも、わたしはイタリアはシチリアの一部だけ、
フランスはパリとその周辺しか行ったことないから、
あくまでその地の一部しか知らないわけで断定はできないよなー
なーんて考えていたので、昨日の本を読んで自分の漠然と
考えていたことがクリアになった感じ。
やっぱりイタリア人ってレイジーだな。と笑
と思うと、シチリアで何かチャンスがあるんじゃないかなって
思っているけど、それはまた別の話。。。。