合格者や講師の言うことを鵜呑みにするな、とはよく言ったものです。

 

僕も同意します。

 

僕は大学生のころ、司法試験を目指して勉強していました。

 

1年生の時には伊藤真先生の試験対策講座という本を読んでいましたが、2年生になると周りが予備校に行き始めたので、僕も行き始めたのです。

 

友人たちが独学なんてやっていたら受からないよと言っていたことも原因になっていました。

 

しかし、当時カリスマと言われ、著作も多く出していたその講師の授業はひたすら眠く、僕は憲法の授業の大半を寝て過ごし、しまいには授業に出なくなりました。

 

個別指導塾でバイトをして貯めた30万ものお金をお布施したにもかかわらず、です。

 

だからこそ、若いみなさんには言いたい。

 

自分に合った勉強法を見つけなさい、と。

 

問題、特に過去問を解くのが好きという方もいるでしょう。

授業を聞くのが好きという方もいるでしょう。

本を読むのが好きという方もいるでしょう。

 

どれもOKです。どれも正解です。

 

合格者や講師の意見を聞き、自分がこれだ!と思った勉強法があなたに合った勉強法です。

 

故野村克也さんはすべては己を知ることから始まるとおっしゃっています。

野球の才能がなかったので、自分をひたすら研究したのだそうです。

 

そして野村さんは哲人吉田兼好の言葉を著作で引用されています。

 

己を知るを、もの知れる人と言うべし

 

しびれますね笑笑

 

僕も大いに同意します。

 

だいたい、自分の好きなやり方じゃないと、勉強が続かないのです。

 

自分が好き!自分に合ってる!自分の得意はこれだ!

 

そんな気持ちを大切にしましょう。

 

要は、努力さえすれば、やり方なんてものは小さな問題なのです。

 

僕はそんなやり方じゃ受からないよと言われる方法で、大学受験も資格も就職も成功しました。

 

ただ、努力は人一倍しましたけどね。

 

その辺りも詳細はいずれ書きます。

 

とりあえず、今は憲法講義を完成させるのを目標にがんばってみます。