UCLA学費32%値上げを決定

ロサンゼルス(CNN) 米カリフォルニア大学の財務委員会が18日、学部生の学費を32%値上げすることを決定した。同大学ロサンゼルス校(UCLA)では、学費値上げに反対する学生や教職員ら数百人が抗議デモを実施、逮捕者が出る騒ぎとなっている。来年の秋までに2段階に分けて実施する学費アップは、19日の理事会で承認される見通し。大学の財務状況が非常に厳しく、学費の値上げが必要と判断された。しかし、学生らは「低所得家庭の学生が勉強できなくなる」と反発。バークレー校など他キャンパスでも抗議活動が行われた。
前回の記事でも書きましたがUCLAの学費は決して安くありません。しかもつい最近約30%上がったばかりだと思います。ニュースにもありますが昨日、今日とUCLAキャンパス内での抗議デモ活動は凄かったです。メディアもヘリコプター3台ほどでリポートしてました。UCLAって一応公立大学なんですけどね。ライバル校で経済・経営学部は上と言われているUSC(南カリフォルニア大学)とはこれで留学生にとっては学費はほとんど同じになります。キャンパス環境、教授やクラスの質はUSCが上と言われてるだけに負のスパイラルに陥ってしまうかもしれません。
写真にも有る様に教育から財源を確保する他にまだまだ違う所から取れると思うんですが・・・。日本人留学生にとっては円高になってるのがせめてもの救いですね。
留学費用
久しぶりにアメブロのアカウントを開いてみると早速とある方からメッセージが来ていました。内容は留学費用についてです。せっかくなので今回は留学費用について書きたいと思います。メッセージをくれた方返事が遅くなり申し訳ありません。
まず私がこの秋から入学したUCLAの学費についてですが、この秋学期分で約$10500でした。これは1ドル=100円換算で約105万円。現在のレートの約90円換算で約95万円ほどです。逆に1ドル=120円とかになれば約120万円ですね。UCLAはクオーター制で秋、冬、春それぞれ10週間の学期があり、夏に2つ6週間の学期があるようです。夏はまだ細かい事が分かりませんが秋、冬、春はそれぞれ同じだと思います。取得単位数の違う友人も同額ですのでこれは取得単位に関わらず同じ金額だと思います。
UCLA卒業に必要な単位数は最低180単位です。コミュニティーカレッジで半分の90単位を取得したとしてUCLAで更に90単位取る必要があります。ちなみに留学生は1学期最低12単位取らないといけません。
私の様にコミュニティーカレッジから3年生に編入した場合、多くの生徒が残りの2年以内に卒業を目指すと思います。そうすると3年生の秋、冬、春にそれぞれ12単位で36単位。4年生の秋、冬、春にそれぞれ12単位だと合計72単位で90単位には18単位足りません。ですからそれぞれの学期で14単位ほど取り、夏に更に単位を取得する必要があります。
どちらにしろだいたいその2年間で最低6学期分は学費を払う必要があるので最低600万円分は最低でも学費として消えます。そしてプラス夏学期分で100万円ほどでしょうか?(ちなみに夏は留学生も安い授業料だそうです。)そうすると合計約700万円は編入した後の2年間だけで学費として消えます。しかしUCLAが公式に発表している統計では編入者で2年間以内に卒業資格の180単位を終えるのは約40%ほどなので多くの生徒の場合それ以上に負担する事になるかもしれません。
そして忘れてはいけないのが生活費ですね。これは寮に住んでいる生徒、アパートを自分で借りている生徒で金額は結構違ってくると思いますが大体最低でも月10万円は掛かると思いますのでこれを単純計算すると2年で240万円。
ちょっと計算していて気が滅入りますが授業料と生活費合わせて2年間で約940万円。これにプラス交際費や教科書代、ロサンゼルスでは必須の車とそのガソリン代が掛かるわけですね。だからUCLAに在籍してる間の2年間だけで軽く1000万円以上掛かる計算になります。
私の場合過去2年間にコミュニティーカレッジにも通っていますのでその分も計算すると留学費用としては莫大になりますね。個人的には費用対効果として見た時にそれだけの費用を投じても留学すると言うことには価値があると思っていますが留学と言っても人それぞれ違う形があるので一概には言えませんね。
少し大雑把になってしまいましたが質問などありましたらコメント欄やメッセージでOKです。
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まず私がこの秋から入学したUCLAの学費についてですが、この秋学期分で約$10500でした。これは1ドル=100円換算で約105万円。現在のレートの約90円換算で約95万円ほどです。逆に1ドル=120円とかになれば約120万円ですね。UCLAはクオーター制で秋、冬、春それぞれ10週間の学期があり、夏に2つ6週間の学期があるようです。夏はまだ細かい事が分かりませんが秋、冬、春はそれぞれ同じだと思います。取得単位数の違う友人も同額ですのでこれは取得単位に関わらず同じ金額だと思います。
UCLA卒業に必要な単位数は最低180単位です。コミュニティーカレッジで半分の90単位を取得したとしてUCLAで更に90単位取る必要があります。ちなみに留学生は1学期最低12単位取らないといけません。
私の様にコミュニティーカレッジから3年生に編入した場合、多くの生徒が残りの2年以内に卒業を目指すと思います。そうすると3年生の秋、冬、春にそれぞれ12単位で36単位。4年生の秋、冬、春にそれぞれ12単位だと合計72単位で90単位には18単位足りません。ですからそれぞれの学期で14単位ほど取り、夏に更に単位を取得する必要があります。
どちらにしろだいたいその2年間で最低6学期分は学費を払う必要があるので最低600万円分は最低でも学費として消えます。そしてプラス夏学期分で100万円ほどでしょうか?(ちなみに夏は留学生も安い授業料だそうです。)そうすると合計約700万円は編入した後の2年間だけで学費として消えます。しかしUCLAが公式に発表している統計では編入者で2年間以内に卒業資格の180単位を終えるのは約40%ほどなので多くの生徒の場合それ以上に負担する事になるかもしれません。
そして忘れてはいけないのが生活費ですね。これは寮に住んでいる生徒、アパートを自分で借りている生徒で金額は結構違ってくると思いますが大体最低でも月10万円は掛かると思いますのでこれを単純計算すると2年で240万円。
ちょっと計算していて気が滅入りますが授業料と生活費合わせて2年間で約940万円。これにプラス交際費や教科書代、ロサンゼルスでは必須の車とそのガソリン代が掛かるわけですね。だからUCLAに在籍してる間の2年間だけで軽く1000万円以上掛かる計算になります。
私の場合過去2年間にコミュニティーカレッジにも通っていますのでその分も計算すると留学費用としては莫大になりますね。個人的には費用対効果として見た時にそれだけの費用を投じても留学すると言うことには価値があると思っていますが留学と言っても人それぞれ違う形があるので一概には言えませんね。
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中国
私は香港と上海、中国語圏という意味で台湾にも行ったことが有ります。特に上海ではその急成長国ならではのパワーというか活気を感じました。この不況下でも中国が先進国を牽引するほどの活躍を見せていますし、今や経済、政治を語る上で中国は欠かせません。UCLAでも中国に関係するクラスは沢山あります。中国の歴史について、政治について、そして経済について。1つの学期でも各科目でいくつものクラスが有ります。
しかし残念な事に日本に関係するクラスはUCLAでさえ数少ないです。数字的に言えば、各科目1つクラスが有るか無いかといった感じでしょうか?ある教授が、「私が学生だった80年代から90年代なんかはそれこそ日本、日本で皆が日本について学びたがっていたけど、今はそれが中国」なんて言っていました。クラススケジュールからも世界情勢が垣間見れる瞬間でした。
逆に日本のお隣の韓国に関するクラスはほぼ無いので、日本もいつかそうなる日が来るのかなと考えると少し複雑ですね。
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しかし残念な事に日本に関係するクラスはUCLAでさえ数少ないです。数字的に言えば、各科目1つクラスが有るか無いかといった感じでしょうか?ある教授が、「私が学生だった80年代から90年代なんかはそれこそ日本、日本で皆が日本について学びたがっていたけど、今はそれが中国」なんて言っていました。クラススケジュールからも世界情勢が垣間見れる瞬間でした。
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