全体の映像の流れの中で、やはり見せ場は、UFO宇宙船と宇宙人の

場面が一番印象的で壮大です。

1977年の作品なので、CGの技術的な面は現代と比較してしまうと

見劣りしますが、それなりの良さは感じられます。

 

主人公のロイ:リチャード・ドレイファスの無茶ぶりには、結構驚かされます。

運転が荒かったり、地図を見ながら前をみていなかったり、

自宅のキッチンの窓へ、引き抜いた植木やレンガ、隣人の庭のアルミ柵などを

引っこ抜いて放り込みます。ついでに自分自身の身まで放り込むように小窓から

入り込みをしたりします。

 

77年年代の時代背景や俳優陣を観ることが出来て、日進月歩を感じる作品です。

スピルバーグの世界へ入り込み。

 

 

 

 

スティーブン・スピルバーグ

(Steven Spielberg, 1946年12月18日 - アメリカ合衆国映画監督映画プロデューサー

アメリカ映画アカデミー会員。大英帝国勲章 (KBE)受章。

 

オハイオ州シンシナティウクライナ系ユダヤ人 の家庭に生まれ、アリゾナ州に育つ。

古い資料では1947年生まれとなっているが、これはスピルバーグが長年1947年生まれと

偽ってきたためで、1946年生まれが正しい。Spielberg(シュピールベルク)というドイツ語の姓は

直訳すると「芝居山」という意味で、祖先が17世紀に居住していたオーストリアの町の名前に由来する。

 

英語訳では「Playmount」となり、彼が若い頃の映画製作の社名にしていた。

父のアーノルド・スピルバーグ (1917 - ) は電気技師、母のリア・アドラーはコンサートピアニスト

(後に、レストラン経営者となり、ロサンゼルスで“The Milk Way”というユダヤの乳製品料理の

レストランを始める)であった。父の仕事の都合上、引っ越しが多かったという。

 

ユダヤ人であったほか、ディスレクシア(失読症もしくは難読症、学習障害の一種)のために

同級生より読み書きを修得する速度が遅く、このためいじめも受けたこともあった。また、

両親は離婚しており、これらのことが後の作品に大きな影響を及ぼすことになる。

 

初めて観た映画は5歳の頃に鑑賞した『地上最大のショウ』。幼い頃から8ミリカメラで自主的に

映画を製作する。きっかけは13歳の頃、家族旅行の際に父親から8ミリカメラを渡され撮影係を

頼まれたためだという。スタンリー・キューブリックデヴィッド・リーン黒澤明アルフレッド・ヒッチコック

ゴジラ』など様々な映画の影響をうけるが、特にディズニー映画は初期の彼の作品にさまざまな

影響を与えている。彼自身、雑誌のインタビューで「ウォルト・ディズニーこそ僕の生みの親で、

テレビは育ての親だ」と語っている。

 

17歳の時、アリゾナに住んでいたスピルバーグはカリフォルニアに遊びに来た際、

ユニバーサル・スタジオをバスで回るツアーに参加。ツアーの途中でトイレに隠れてバスが

去ってからスタジオ内を探索するという大胆な行動を行った。スタジオで映像保管係をしていた

スタッフと知り合うと、3日間の通行証を作ってもらったためその3日間で人脈を作り、

スタジオには顔パスで入れるようになり、通行証なしで出入りできるようになったという。

この頃、映画監督のジョン・フォードと出会う。

 

1965年からカリフォルニア州立大学ロングビーチ校にて映画を専攻。この頃になると、

スピルバーグは大学に通う一方で休みになるとユニバーサルへ潜り込むようになり、

ついには空き部屋だった掃除小屋を自分のオフィスとして使用してユニバーサルに居候を始め、

ハリウッドを出入りするようになる。その後、21歳のときに、オープニングタイトルとオプチカル効果

会社を経営しているデニス・ホフマンと知り合い、映画製作資金を提供してもらうこととなり、

最初の作品「アンブリン」を完成させる。

 

この映画がユニバーサルテレビ部門の責任者シドニー・シャインバーグの目に止まり、

ユニバーサルと7年契約することとなる。

しかし、上記の契約のため大学の卒業は困難になり、1969年にカリフォルニア州立大学は中退した。

後に再度入学し卒業、2002年にB.A.(学士号)を取得。なお、1999年にブラウン大学から

名誉博士号を授与されている。

 

2012年10月、ディスレクシアであることを明かした。その際の記事によると過去には

アスペルガー症候群との診断も受けたらしい。

 

監督
激突!
ジョーズ
未知との遭遇
E.T.
カラー・パープル
ジュラシック・パーク』シリーズ
シンドラーのリスト
『インディ・ジョーンズ』シリーズ
プライベート・ライアン
A.I.
マイノリティ・リポート
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
ターミナル
宇宙戦争
ミュンヘン
戦火の馬
リンカーン
ブリッジ・オブ・スパイ
ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書
レディ・プレイヤー1

 

 

 

UFOと宇宙人

 

 

 

 

 

 

 

 

sleepおすすめ評価

   ハラハラ度   爆  笑爆  笑爆  笑

   構成度      照れ照れ照れ照れ

   配役度            グラサングラサングラサン

   満足度            ラブラブラブ

   リピート     笑い泣き笑い泣き笑い泣き

   音楽       口笛口笛口笛口笛

 

 

 

 

未知との遭遇 (1977)

CLOSE ENCOUNTERS OF THE THIRD KIND

 

■映画情報 
未知との遭遇 (1977年 アメリカ)
 
■内容・ストーリー
インディアナポリスで続発する謎の停電事故。調査のため派遣されたロイは、そこで信じられないような出来事を目撃する。だが、彼の驚くべき体験を誰も信じようとはせず、調査は政治的圧力によって妨害されてしまう。しかしロイは何かに導かれるように、真実の探求を始めた。そして彼が辿り着いた場所とは……。
■キャスト・スタッフ
ロイ:リチャード・ドレイファス, クロード:フランソワ・トリュフォー, ロニー:テリー・ガー, ジリアン:メリンダ・ディロン, デビッド・ロフリン:ボブ・バラバン, バリー:ケリー・ガフィ
監督・脚本:スティーブン・スピルバーグ, 製作:ジュリア・フィリップス, 製作:マイケル・フィリップス, 撮影:ヴィルモス・ジグモンド, 特殊視覚効果:ダグラス・トランブル, 音楽:ジョン・ウィリアムズ
■視聴時間
02:17:12

(C) 1977, renewed 2005, (C) 1980, 1998 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.

 

 

 

解説

 ある日、ラコーム率いる調査団がメキシコの砂漠で第二次大戦時の戦闘機を発見する。それは、消失当時と変わらぬ姿で残っていた。一方アメリカのインディアナ州では、町一帯の停電を調べていた電気技師ロイがUFOのような光を発見。以来、彼はこの不思議な光にすっかり魅了され、その正体を探っていく。やがて、光が行き着く先はワイオミング州のデビルズ・タワーという山だと判明するのだが…。