マジック・イン・ムーンライト (2014)
言葉を自由に操り、楽しませてくれる映画です。
ウディ・アレンは最高の言葉キャパシティーを持った映画監督であり脚本家、俳優です。
恋愛コメディーなので、どちら側のジャンルを選んでも偏っていないので、楽しめます。
久しぶりに笑える映画に出会えました。
主人公が皮肉すぎて本当に面白い。
DVD購入して、何度でもリピートありです。
ウディ・アレンは言葉で楽しませる最高の脚本家&監督。
台詞から楽しませてくれます。
「霊界など存在しない。目に見える世界がすべてだ。
ニーチェの”神は死んだ”は名言だよ。」
「圧巻の舞台、さすが世界一だ」
「僕以外は原始人だがね」
「相変わらず尊大な皮肉屋め、疫病ほどの長所もない。」
「スタッフが無能だからな!」
「歳月は残酷だ」
”人生は卑劣で残酷で短い”と言ったのは、
確かホッブズだ、同感だよ」
タップリンジャーと会話を楽しんだよ。
「彼は典型的な人格障害だ。
優秀だが、仲の悪い両親。
母親よりおばと親密、死に執着。
何も信じず、人生を無意味と感じ
すべてを芸術に昇華させる、うつ病患者。
しかもなかなかの芸術家だ。
手始めは、脱出マジック。
面白い選択だ、まさに現実からの逃避。
だが、フロイトと同じで、稚拙な思考が許せなかった。
その安らぎがね。
なんという不幸な男だ。
気に入った。」
「厭世的で陰気な男を誰が愛す?
部屋にこもって手品の練習ばかり」
厭世:世の中をいやなもの、人生を価値のないものと思うこと。
拮抗:力・勢力がほぼ等しく、互いに張り合うこと。
ウディ・アレン、本名はアラン・スチュアート・コニグズバーグ(Allan Stewart Konigsberg)
ニューヨーク州ニューヨークブロンクス区生まれ。 アメリカの映画監督、俳優、脚本家、小説家、クラリネット奏者。身長160cm |
1935年12月1日(82歳) |
ロシア系=オーストリア系ユダヤ人の家庭に生まれた。
アカデミー賞に史上最多の24回ノミネートされ、監督賞を1度、脚本賞を3度受賞。
アレンが生まれてから妹のレッティ(Letty, 1943年 - )が生まれる直前まで、
ブルックリンを中心に10数回も引越しを繰り返していた。
その間、母親の姉妹や、ドイツにおけるナチスの迫害から逃れてきた親類との
賑やかな共同生活と、素性の知れない、時に凶悪な面を見せる
ベビーシッターとの生活を余儀なくされた。
1952年、ハイスクール在学中に、アレンはPRの仕事をしている従兄や
『ニューヨーク・デイリー・ミラー』、『ニューヨーク・ポスト』などに
筆名として「ウディ・アレン」(極短期間「ヘイウッド・アレン」とも)を名乗り始めた。
数々のギャグはコラムニストの手によって誌上で紹介され人気を博した。
監督、脚本、主演の三役をこなして成功することが出来た映画人は、
北野武とチャールズ・チャップリンとオーソン・ウェルズとアレンの4人だけだ」と言われている。
映画 『アニー・ホール』 『カイロの紫のバラ』 『ハンナとその姉妹』 『ブロードウェイと銃弾』 『ギター弾きの恋』 『マッチポイント』 『それでも恋するバルセロナ』 『ミッドナイト・イン・パリ』 『ブルージャスミン』 |
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今夜は、ウッディアレンで笑いましょ。
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sleepおすすめ評価
ハラハラ度
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リピート
音楽
マジック・イン・ムーンライト (2014)
MAGIC IN THE MOONLIGHT
解説
1920年代の南フランスを舞台に、不思議な能力を持つ女性占い師と、そのトリックを暴こうとするマジシャンの恋の駆け引きを描いたロマンチックコメディー。『ミッドナイト・イン・パリ』など数々の名作を手掛けてきた名匠ウディ・アレンがメガホンを取り、対照的な男女の恋模様を、ウイットに富んだ軽妙な語り口でつづる。 主演は、オスカー俳優コリン・ファースと『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』などのエマ・ストーン。
シネマトゥデイ (外部リンク)
あらすじ
魔法や超能力など信じない皮肉屋のイギリス人マジシャン、スタンリー(コリン・ファース)は、ある大富豪をとりこにしているアメリカ人占い師の正体を暴いてほしいと頼まれる。南フランスの富豪宅を訪ねるも占い師ソフィ(エマ・ストーン)が発揮する驚異的な透視能力にただただ驚かされ、それまでの人生観を覆される羽目に。その上、かれんな容姿で明るく活発な彼女に魅了されてしまい……。
シネマトゥデイ (外部リンク)
- 監督
- ウディ・アレン
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