日本語に関わる者として読んでいないのは恥だと思い瀬戸内寂聴訳の源氏物語を読んでみた。


 いゃ~1000年前とは思えない感情表現だよね。基本的に物語なので情景描写で話が構成されているけども、妻にするにはこのような女性にするべきだとの部分、女性は見かけでは無い中身である。が源氏物語での結論は現代にもそのまま当てはまる。


 話はずれるけども、この源氏物語は基本的に映像にするにはかなりキツイ。絶世の美男子光源氏。文章、妄想の世界の住人。それが光源氏。それをマンガや映画にして光源氏を登場させてしまったのが全ての間違いだ。私が漫画家ならば源氏物語を描く際にけっして光源氏の顔を描かない。妄想の住人。各人の理想を当てはめるのがベストだからだ。