最近話題の本「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」映画化もされたがいまいち興味がもてなかった。
ツタヤ三年坂店の地下のゲームセンターではツタヤで1000円以上の買い物をしたらメダル50枚プレゼントのキャンペーンをやっているので、雑誌を買おうと思い、選んだのが「NHKテレビテキスト「100分 de 名著」ドラッカー『マネジメント』」と「NHKテレビテキスト「100分 de 名著」孔子『論語』2011年5月」で1000円を超えさせてメダルをもらった。
偶然買ったこの二冊が面白すぎた。論語はそれも魅力があり、それは後々記事を書くが、ドラッカーのマネジメントは経営の本ではあるが、ドラッカーは常に人を中心すえた経営学者である事が判った。
確かに教科書的には企業は株主の物であり、利害関係者の者である。しかし、企業の存在は存続できる事が前提である。この前提を考えた場合企業は社会の物であり、社会がその会社を必要としなければ倒産の機能が働くのだ。
以上の事はドラッカーの考えの一部分のさらに片隅ではある。
ドラッカーの言葉かどうかは不明だが「企業は人なり」の言葉がある。マネジメントは経営者だけのものでは無い。企業で働く人一人一人がマネージャーなのだ。その意識があれば企業は良くなる。どんな逆境でもよくなる。
私はドラッガーの考えをもっと知りたくなった。
このドラッガーのマネジメントは菅直人に読んでもらいたい。「もしドラ」の菅直人版があれば面白いだろう。
「もし内閣総理大臣、菅直人がドラッカーの『マネジメント』を読んだら。」をぜひぜひ製作してほしい。