プラチナ・金・チタン

いずれもマリッジリングの素材です。


素材の中で中々「銀」を見る事はありません。


しかし、マリッジリングは「銀」でなければ意味がありません。


貴金属の中で一番輝くのは銀。しかし、不安定なので手入れが必要なのも銀。「光輝く手入れの必要なジュエリーを渡す」つまり、「手入れをしている間は相手の事を思う」と言う資産では無い別の価値、別の意味が銀のジュエリーには込められるのです。


プラチナ・金・チタン、いずれも安定した物質で手入れは殆ど必要ありません。つまり単に高価なジュエリーであり、そのジュエリーの価値で自分の思いや価値を伝えるだけの貴金属。それが金でありプラチナです。


プラチナ・金は延べ板でいいんです。送る価値、受ける価値が本当にあるジュエリーは銀です。


銀は手入れが少し大変なので、通常は硫黄に漬けて酸化させたりして安定化を図ります。いわゆる「いぶし銀」と呼ばれるものです。


でも、本当の輝くシルバーはプラチナの輝きとは比べ物になりません。その輝きを知ってしまったらシルバーのとりこになってしまいます。しかし残念な事にシャイニングシルバーのジュエリーは販売するにも手入れの関係か中々見る事はできません。


でも光り輝いてこその銀、送る相手を選ぶのが銀、受け取る相手を選ぶのも銀。手入れをしての真の輝き。これ以上マリッジリングにふさわしい素材はないでしょう。