今回の西安旅行は散々と言えば散々だった。

初日から下痢になり、観光も限られたし、帰国土壇場の時にPHS電話機をすられた。


タイもスリランカも何事もなく無事だったのに、大陸の内陸部では必ず下痢を起こす。

医師が言うには海外で細菌にやられた際はまず最初に嘔気に襲われるのが普通との事。しかし、私の症状は下痢のみ、帰国した時に検疫に申し出て、渡航先を伝えたら医師は「あーそー」みたいな雰囲気で「何日も続くようならば、病院に行ってね。」でお仕舞い。

(´・ω・`)

どうやら料理に使われる現地の硬い水に対して身体が受け付けないみたいだ。


旅行保険には加入していたので、その保険証券をもって成田空港地下一階の日本大学のクリニックに掛かったのだった。料金は保険証券があるために無料だった・・・・

実は前回のソウル行きの時にも同じクリニックを風邪により受診していて、その時は健康保険証を持っていたために3割負担ではあったが、現金払いを求められたのだった。勿論後から旅行保険金の請求をして払い戻しがあったが、健康保険証が無い場合はクレジットカードが使えるので10割の自由診療扱いでもクレジットカード払いでポイントをゲットして使った診察料は旅行保険金でバックの手はずだったのだ。

しかし・・・今回は夜の診療の為にクリニックのレジはしまっていたのだった。

チトくやしい・・・・


問題のスリの被害はシャープ製のPDA付きのPHS、実は携帯をソフトバンクに変更していて、PHSはPDAだけでもかなりの性能なので、PDAとして使っていたのだ。勿論W-SIMは抜いていたのでスラレタPHSは電話としては全く機能しない。そのPDAには512メガのminiSDも入っていたのだ。そこには大好きな寺井尚子の音楽がぎっしり入っていたのだった。


保険金の請求は原則として現地の警察に届けて証明書を貰うか、一緒に旅行した人に証明書を書いて貰うかなのだが、私の場合は帰国土壇場であり、完全な一人旅で相方など居なかった。スリ被害に気づいたのは空港に向かうリムジンバスの中。空港到着後に慌てて保険証券に書かれていた上海にある現地オフィスのフリーダイヤルに電話をしたが・・・・繋がらない。仕方なく自腹を切って東京の損保ジャパンに連絡。事情を話すと「話しは受け付けました、取り合えず日本に帰ってからフリーダイヤルで再度連絡してくれ。」との事。帰国して二日後に電話を掛け保険金の請求手続きに入った。上記のように一人旅で警察の証明が無い場合でも製品の購入証明と保証書があり、話に矛盾がなければ保険金は出ました。ただし、全額では無くminiSDの代金とPDAの減価償却分程度・・・500円は引かれての支給でした。


以下は損保ジャパンに提出した被害状況の詳細です。


被害日時
 8月16日、9時50分頃(日本時間10:50)

被害場所
 西安市 西八路の路上と推定される。

被害物品 
 携帯PHS電話器(シャープZERO3)、512MのminiSDカード

被害物品の価格
 携帯PHS電話器(シャープZERO3) = 19800円
 512MのminiSDカード = 領収書が無いので不明だが、Yahooオークションを参考に1800円と推定

被害状況
 リックサックを背負って歩いていたら、いつの間にかファスナーを開けられ携帯電話を取られていた。

被害詳細

8月16日09:15頃に10:00発の空港行きのバスに乗る為に宿泊していた七賢荘(7Sage Youth Hostl)を出る。
途中「月月香餐館」にて朝食を取る。この時点では異常は無かった。
その後、空港行きのバスの停車場(鉆石国際大酒店前)に向かった。
バス停到着後、係りの人にキャスター付きの大きな鞄はバスのトランクに入れるように促され、トランクに入れた後に乗車切符を買い、バスに乗り込んだ。
座席に着き、背負っていたリックを見たら締めていたはずのリックのポケットから携帯と一緒に入れていたガイドブック地球の歩き方が丸見え状態だった。
「あれっ???」と思いながらポケットを探ったら携帯電話が無いのに気づいた。
その時バスが空港に向け出発した。


現地警察への届出
 上記のように帰国土壇場での出来事で届出する余裕も無かった。

同行者
 一人旅であり、同行者はいなかった。


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