かりゆし公演の最中、雑踊り、創作舞踏の際に客席から指笛のお囃子が入る。

客も一緒に舞踏に参加しているのだ。

それがまたかっこいい!

小指を軽く口に挟み、本当の笛のように高く大きな音がなる。踊りに合わせてリズムを刻むのだ。

舞台上でもはなやからの女の子が指笛で踊りを囃し立てていた。「かわかっこいい」のだ。


沖縄でいちばん私がやられたのはこの「指笛」である。

何度も練習するもなかなかならない。人差し指と親指で輪を作って鳴らすのは比較的簡単に出来たのだが、客席で見た小指だけで鳴らすのが出来ない。

音階を刻むのは人差し指がいいみたいだ。

会社を退職して世界一周旅行をする際に日銭稼ぎにこの指笛での大道芸を考えているから今でも暇があれば練習をしているのだが、まだ鳴らない。

早く音量のある音階をきざみ、世界の誰でも知っている名曲と言われる楽曲を指一本で演奏できるようになりたいな。