先日、難波方面に用事があり足を運んだ時のこと………。

（大阪在住でない方には一考にピンとこない地名だと思いますが、地理的には　まぁ～大阪市の真ん中ら辺にある繁華街だとお考えて下さい。）

その繁華街に店を構える老舗の百貨店【高島屋】に、最新の人型ロボットがお目見えし、連日賑わいを見せています。

僕は以前、関西ローカルのニュース番組でこの最新人型ロボットについて放送していたのを見たので知ってはいたのですが、実際に目にするとやはり何がしかの感動（？）みたいなものを覚えました

そのロボットは高島屋の１階玄関先のフロアのようなところに置かれており、司会者（…と言うか管理者というか）の方が、質問をする度に丁寧な口調で答えていました。

…あまりの人集りになかなか近くまで行けなかったのですが、遠目にみる限りでも、かなり完成度は高かったように感じられました。

この《人型最新ロボット・みなみﾁｬﾝ》は、大阪大学院の石黒浩教授が開発されたものとのこと。

そして、みなみﾁｬﾝには年齢・２６歳、大坂府出身で歌手＆モデル＆女優という人物設定までもがなされているのです。

…ところで、ロボットの語源は１９２１年・チェコの小説家：カレンチャベックが戯曲「Ｒ.Ｕ.Ｒ」の中で描いたＲＯＢＯＴＡ(ロボター)が由来だとされています。

（実はこの言葉を作ったのは、兄のヨゼフチャベックなんですけどね）

その後ＳＦ作家のアイザックアシモフが作品内でロボット工学三原則を発表。

ロボットの概念が形成されていく一方で、現実の世界でも産業用ロボットやらホンダが制作した驚きの二足歩行ロボット［Ｐ２］、また玩具として売りだされたソニーの［ＡＩＢＯ］など………。

高島屋・１階フロアで公開されている《最先端ロボット・みなみチャン》。

僕達が子供の頃に読んだ鉄腕アトムや、その後続々と生み出されたマジンガーＺ、ガンダム、そしてエヴァンゲリオンなど、これら空想の産物がやがて現実になる日も、そう遠くない未来なのかも知れません。

人型最先端ロボット・みなみチャン！