ヤミ金被害の対策という業務上、日々ヤミ金業者と交渉をしていると、ごくまれに話が本筋からそれることもあります。

当所、ジャパンネット法務事務所が以前、ヤミ金被害に遭った方より委任を受け、ヤミ金対策を行ったところ、ヤミ金業者はこう述べていました。

「この客、ネットから拾ったヤツなんだよねえ」

すごく嫌そうな言い方でした。これを含めてなんとなくの感覚ですが、ヤミ金業者はネット内からの集客をあまり好んでいない印象があります。

というのは、ヤミ金の営業方法にも幾通りかある中で、ネット内の人間というのは、あまり客筋がよくないようです。

インターネットの中を見ているとわかりますが、オレオレ詐欺だの、アダルトサイトの請求詐欺だのをからかうような体験談がごまんと存在しています。

これらは住所も何も明かさないところでスパムメールをばらまいた結果、ネット内の人々にからかわれているわけですが、ことヤミ金の場合は債務者本人の住所氏名・勤め先などの個人情報はもちろん、家族構成やその連絡先、家族や親友の勤め先まで抑えられてしまいます。

最初から「これはヤミ金業者だ」と踏んでからかっているのであれば、多少のリスクは軽減できるかもしれません。(まったくもって保証はしませんが)

しかし、自分の個人情報どころか、自分に関連するすべての人の情報をヤミ金に伝えた上でヤミ金をからかえば、人生どころか命の保証すらできません。

それであってもヤミ金業者はやはりネット内での集客はあまり好まず、大口融資などはまず行わないのがお約束のようです。

ネット内には小規模のサラ金に見せかけたヤミ金業社も多数潜んでいます。くれぐれも引っかからないように用心してください。