みなさん、こんにちは。
なんだか蓮舫さんが話題の人となりつつあるようですが、これが本当に二重国籍なら大問題。
二重国籍人が大臣にまでなっていたなんて、日本の暗黒史ですよ。
でも結論から申し上げますと、
「日本は彼女を二重国籍とはいえない」
し、しかも私達と同じ
「帰化していない日本人」
・・・ということになります。
【国籍放棄問題の渦中にある蓮舫氏、単独インタビュー】
http://news.yahoo.co.jp/feature/349
まず彼女はこのように言っています。
>私は1985年に日本国籍の取得で、母の戸籍に入って斉藤蓮舫になりました。父は母の戸籍に入っていません。ですので、日本国籍ではなかったのかも知れませんが、はっきり分かりません。
つまり、1985年までは日本国籍ではなかったということです。
彼女は少なくともそれまでは台湾国籍のはず。
そしてその後も台湾国籍だった可能性はあるのかもしれません。
しかし、台湾の国籍法がどうあれ、誠に残念ながら現在の日本では影響がないのです。
何故かと言うと、日本政府が台湾の国法を云々し始めるということは、台湾を国家として認めることになり、「一つの中国」としての中華人民共和国を理解し尊重するという日本の立場と相反するからです。
故に、我が国の政府は、情けないことに台湾の国籍法に触れることができません。
それが良いか悪いかは別として、日本は中華人民共和国を「中国」としていて、事実、台湾をその一つの地域としているため、運転免許証の本籍記載欄にも「中国(台湾)」と記載されていたのです。
(現在は免許証券面には本籍記載なし)
では、逆に「台湾を包括する中華人民共和国」様の国籍法とやらはどうなっているでしょうか。
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中華人民共和国国籍法
第5条
父母の双方又は一方が中国の公民で、本人が外国で生まれた場合は、中国の国籍を有する。
ただし、父母の双方又は一万が中国の公民であるとともに外国に定住し、本人が出生と同時に外国の国籍を取得している場合には、中国の国籍を有しない。
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つまり、彼女は自身が述べているように、17歳で日本国籍を取得しているのですから、それまでは「台湾籍」(=日本政府にとっては中華人民共和国国籍所持者)だったのです。
(まったくもって台湾の皆さんには申し訳ないし、情けない(-_-;))
ただし、
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第9条
外国に定住している中国公民で、自己の意思によって外国の国籍に入籍し、若しくはこれを取得した者は、中国国籍を自動的に失う。
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とあり、17歳で日本国籍を取得したその瞬間、彼女は自動的に中国籍ではなくなっているのです。
つまり、日本政府は彼女を二重国籍であるとは言えないのです。
(公式見解として菅官房長官が「二重国籍だ」と言ったらすごいと思います:笑)
彼女は現在、日本人です。
では、いつ「帰化」したのか?
(「国籍放棄問題の渦中にある蓮舫氏、単独インタビュー」の画像↓)
・・・してないんですよ。
官報の帰化告示に彼女の名前はありません。
これについては坂東学校にてお伝えしておりますが、1985年に、それまでは子供は父親とその国籍を同じくする「父系血統主義」から、父母どちらの国籍でも良しとする「父母両型血統主義」に法が変わったため、彼女は「帰化手続き」なしに日本国籍を取得した、ということです。
ところが彼女は「国籍を取得した=帰化した」と捉えて説明する上に、手続きをした17歳の時には北京語も台湾語も聞き取れないはずなのに「台湾語なのでわからない」などと、北京語(台湾の「国語」)ならわかるかのような言いっぷりなど、気が強いので自信満々で間違えるから、余計にややこしい(笑)
しかし、今後の台湾との友好関係を考えるなら、日本はやはり「台湾」を実質的な国家として認める準備をすべきでしょう。
また、知らないうちに法が改正されればそれまで外国人だった人間もあっさり日本人になってしまうという点に注意が必要。
もっとも、私は父母両系血統主義については、厳格な入国審査や、優良かつ親日の外国人のみ滞在延長を許可する厳格な制度の実施、帰化初代は「移民」として、政治に影響を与えない国民とする世界標準的帰化制度との併用なら、問題は少ないと思います。
帰化とは「帰」属「化」すること。
つまり心の拠り所、アイデンティティをこれまでと変えること。
日本に帰化するということは、情況と場合によっては、日本人たる子孫のために元の母国とさえ戦い、日本の墓に日本人としての家名を彫って、子孫とともに日本に骨を埋める覚悟を持つ、ということですよ。
ところが日本の帰化制度は面倒なだけで、ハードルは極端に低いのです。
日本の帰化は、国家への忠誠宣誓、国歌斉唱、国旗授与もなくて、帰化した外国人が拍子抜けしてずっこけるほどの、単なる手続きにすぎません。
このため、日本にはご都合帰化人、工作帰化人、偽装日本人が、反日日本人と混在しています。
「潜在」しているならまだしも、堂々と「混在」し、
「私は同胞のため外国人参政権を諦めてはいない」
なんて公言する、バカなのかナメているのか分からない政治干渉を目的とした工作帰化人もいます。
おい、おめえの「同胞」って、どこの半島にお住まいの民族様なんだよ?
おまけにこういうご都合帰化人も普通にいるし・・・↓
(はすみとしこさん、ちょっとお借りします)
これらの帰属意識の伴わない似非帰化人は、日本人が苦しくなったとき、日本人と運命をともにして、日本を立て直すでしょうか?
これを機に、国際化時代において国民の安全を確保する、ほんとうの意味での「帰化」を、考え始めましょうよ。
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