給料は上がらず、物価は上がる…結局、誰が私たちの生活を守ってくれるのか。自民党総裁選5候補を本音で採点する。
気がつけば、永田町は「次の総理は誰か」という話題で持ちきりです。テレビをつければ、難しい顔をした候補者たちが難しい言葉で政策を語っている。正直、「どうせ誰がやっても同じだろう」と、チャンネルを変えたくなる気持ちもよく分かります。
こんにちは。定年まであと数年となった55歳の給料所得者です。 バブルの熱狂も経験せず崩壊、失われた30年、そして今の物価高まで、まさに日本経済のアップダウンと共に会社員人生を歩んできました。
だからこそ、今の政治の動きが、私たちの給料や老後の生活にどれだけ直結するかを肌で感じています。
今回の総裁選、本当に大切なのは「誰が、私たちの明日を少しでも良くしてくれるのか」という一点に尽きるのではないでしょうか。
今日は専門家のような難しい話は抜きにして、私と同じような一生活者の目線で、立候補している5人の顔ぶれと、本当に問われるべき論点について、少しばかりの「ぼやき」を交えながら綴ってみたいと思います。
候補者の顔ぶれをおじさん目線で見てみる
今回の候補者は、小林鷹之さん、茂木敏充さん、林芳正さん、高市早苗さん、小泉進次郎さんの5人。ベテランから若手まで、実に様々な顔ぶれです。私がもし人事部長なら、誰を「次期社長」に抜擢するだろうか…なんて視点で見てみるのも面白いかもしれません。
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安定感か、改革力か: 茂木さんや林さんのようなベテランは、会社で言えば修羅場をくぐってきた役員クラス。手堅い経営は得意そうですが、大きな変革を起こせるか。
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突破力への期待と不安: 一方で高市さんや小泉さん、小林さんは、良くも悪くも「個」が強い。彼らの突破力は魅力的ですが、社内(党内)のコンセンサスをまとめ、組織を一つにできるのか。
結局のところ、実績や知名度だけでなく、この「国」という巨大な組織を率いる「覚悟」と、国民の痛みに寄り添う「共感力」があるのかを見極めたいものです。
今回の総裁選、3つの「本当の争点」
メディアでは様々な政策が語られていますが、私たちの生活に直結するポイントは、突き詰めれば3つではないでしょうか。
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目先の「物価高」をどう止めるか? 全候補者が口を揃えて「物価高対策」を掲げていますが、その中身は様々です。一時的な給付金で痛みを和らげるのか、それとも減税や社会保険料の引き下げといった、可処分所得を直接増やす手段に踏み込むのか。これは私たちの財布に直結する、最も重要なテーマです。
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この国をどうやって「稼げる」ようにするのか? 物価高対策が「守り」の政策なら、こちらは「攻め」の政策。30年間、私たちの給料が上がらなかったのは、日本全体が稼ぐ力を失っていたからです。各候補者が語る成長戦略が、机上の空論ではなく、本当に中小企業や私たちの給料アップに繋がるビジョンなのか、厳しく見定める必要があります。
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「信頼」を取り戻せるのか? そして、これが最も根本的な問題かもしれません。政治とカネの問題で失われた信頼を、どう回復させるのか。さらに、現在は衆参で「少数与党」という不安定な状況です。他党とどう連携し、政治を安定させるのか。その手腕がなければ、どんな立派な政策も絵に描いた餅で終わってしまいます。
世論調査が示す「国民の本当の声」
いくつかの世論調査を見ると、高市さんや小泉さんの名前が上位に来ることが多いようです。これはおそらく、既存の政治への不満や、強いリーダーシップ、あるいは新しい変革への期待感の表れなのでしょう。
注目すべきは、総裁選で最も議論してほしい政策として「物価高対策」「景気や雇用」を挙げる声が圧倒的に多いという事実です。永田町の論理ではなく、国民は「明日の生活をなんとかしてくれ」と悲鳴に近い声を上げているのです。
最後に
この総裁選は、単なる自民党のお祭りではありません。次の日本のリーダー、つまり、私たちの生活の舵取り役を決める重要な選挙です。
「どうせ変わらない」と諦めてしまえば、政治はますます国民から離れていってしまうでしょう。だからこそ、私たちはもっと怒り、もっと期待し、そしてもっと厳しい目で彼らを見つめるべきなのだと思います。
10月4日の投開票まで、あと1週間。テレビの向こうの候補者たちの言葉に、じっくりと耳を傾けてみませんか。その先に、私たちが望む未来へのヒントが隠されているかもしれません。