Twitterを始めて10年、

 

FBを始めてもう足掛け8年、、

 

最初は(一丁前にw)日本が健やかさを取り戻すにはどうしたら良いんだろう、みんなの心が幸せになるには何にどう気付けば良いのだろう、、、

 

と模索しながら

伝統文化や伝統工芸品、その作家さん達の在り方、なんかを伝えていこうとSNS活動を始めたのです

 

 

だって、その頃、医療ムラや食の安全性、社会システムの転換なんて発信しても誰も見向きもしなかったもの。゚(゚´Д`゚)゚。

 

 

発信をし始めた頃の私は、怒りの感情がまだまだあって、特に婦人科医療に関しては憤りが冷めやらなかったのよね

 

物申す的な社会活動をしたかった訳ではないし

 

こういう問題は各人のタイミングで気づくしかないと一応頭では分かっていたので

キッカケ作りしか出来ないと思っていた

 

 

何より人ってね、綺麗だったり楽しかったりするものでないと目を向けないし、興味も起こさない

(今だってそうなんだから、東日本大震災前なんて皆無でしたわよ💧)

 

 

2005年辺りから伝統工芸の作家さん達を訪ねて歩くうちに、伝統を守ったり文化を育む土壌や風土にその答えがあるなぁと感じたのよ

 

”感じるしかない” って事ですね

どんなに素晴らしい論説を唱えても無駄が多い

頭で解っただけでは変化に結びつかないことが殆どなのですよ

 

 

腹を割って話させて頂いた中でも、有田焼の作家さんから

 

「収支として捉えたら、全く成り立っていません。けれど、有田は有田に関わる人たち全てで支え合っているのです。ご近所から野菜などの食材を頂くことはしょっちゅうです。食べることはなんとかなる、だから続けられます。そして目一杯打ち込めるのは自分であって、自分だけではないからなんです。」

 

という言葉に光を見つけた思いだった

有難さに涙を堪えるのが大変だった

 

 

私は渋谷生まれ渋谷育ち、何もかもお金が必要な世界しか知らなかった、さらには父の仕事の影響でマスコミの裏を見て育ってきたでしょ、しかも父が土地の権利書から預貯金全て持ってローンだけ残して蒸発して、よりによって法のスポットに落ち込んだみたいな状態で弁護士さんも打つ手なし、さらに父は私を保証人にして勝手にサラ金からお金を借りて請求はこちらに来るという、夢も希望もなくひたすら稼ぐしかない世界に10年間位いたのね

 

 

ちなみに、サンタさんは子供の時に

「ゆりさん、世の中のどこに見ず知らずの人にプレゼントする人がいるっていうの?それを買うお金はどこから出てくるの?」

とゆー猛烈現実的な躾でしたw

 

 

2006年にガンになって、仕事を全部やめて人生を「利他」へ真逆にシフトチェンジしたのは、助け合いの世界が無いなら私が作れば良いと思ったからなのと、どこかで世界はそんなものではない、ぜったいどこかにあると全く根拠なく信じていたからでもあったので、この言葉を聞いた時はやっと「見つけた・あった」という嬉しさと感動で、もう死んでも良いって思いました、、、って、ガンだってば(笑)

 

 

そこからは「利他の活動」と治療と勉強と仕事を成り立たせる修行のような時間になったのよね

 

今思うと、無謀極まりない(爆笑)

どれか一つでも大変なのにね、若かったから馬力だけはあったねー

( ;∀;)

 

 

 

ここでも多くの人たちに助けてもらい救われたからこそ抜けることが出来たんです

FBでもお世話になった方々と沢山繋がっている

 

 

本当に本当に感謝してます、私の何よりの宝物です

m(_ _)m

 

 

 

それで「この世は全て愛。人は最後、愛することしかできない」というところに行き着いた辺りで東日本大震災が起こり、本格的に慈善活動に本腰入れて、今に至るのだけれど(この辺はがっさり割愛)

 

 

最近、食の安全も、医療の現実も、利他の社会システムが大切な事も、気付く人・知る人や発信する人が増えてきたので、そろそろ本来のベクトルである「次世代の社会を日本の良さを生かして組み上げる」方向へ行こうと思います

 

完全木造5階建てもスタートしたし、去年クリスマスのメディカルタウン構想もあるし、流れがそうなってきている

 

ビジョンが広く深く高く

新しい流れが入りつつ、今までの活動が統合されてきています

 

 

面白いよね

 

こうやって振り返って改めて気付いたけれど、利他の世界が無いなら自分で作れば良いって闘病中に思っていたことが、いま現実化してきている

若い時にずっと理想の上司を求めていて、探しても探してもいなくて、だったら自分が理想の上司になればいいのだ!って思っていたのと同じかな

 

 

病気なんてどっかいっちゃったし、笑

 

今は仲間たちもいる、一人じゃ無いラブラブ

 

 

 

SNSの発信については、A seed for the next も Almana も、メンバーの在り様そのものが十分発信になってきていると感じているので、私の拙い言葉で補完するのはもう必要ではないと感じます

 

引き際が大事ね

 

あ、これも一本書きたいネタです「終わり・終わらせ方」について

 

メディカルタウン構想にも繋がるお話です

 

 

大切なことはブログ中心での発信へ変えていこうと思います

 

 

変化って良いなぁ照れと思う梅春の季節でありました