昨日はケンポ・ツルティム ロドゥ師の講演会へ行ってきました
無料の上に、写真の立派な御本を3冊も頂けました☆
中国語もあったよ
参加費も無料だし、本当に有難いです
簡単にシェアしますね
題 「知と心のゆくえ」
・人は身体と精神(心)で出来ている
・それぞれを育むのに必要な環境や栄養は違う
・身体に必要なものは空気、水、食物など近代科学で解ってきたが、精神に必要なものは解明されていない&考えられていない(大学での心理学はここ100年間殆ど進歩していないとのこと)
・精神が満たされていないと身体が満たされていても幸せとは感じない(逆の場合は幸せと感じる)
・精神に必要なものを考え無いことが現代の様々な問題に繋がっている(特に日本は自殺や鬱病などに現れている)
・私達は人生において身体を健やかに発達させるのと同じように心をより良いものに発達させる必要がある(発達のバランスが大切)
・チベット仏教では心を正しく整える方法が沢山ある、そしてそれは仏教徒でなければ実践出来ないことではない(ほかの宗教や無宗教でも問題ない)
・その一つが瞑想、チベット仏教の瞑想の種類と方法
・瞑想の世界的な研究と実施例(ハーバード大学医学部での十年以上に渡る研究、症例として小学生一万人対象のもの、医療関係者に対する慈悲の瞑想を日常に取り入れた例、大手企業導入例Googleなど)
・大学(物質の研究)と宗教・僧院(精神の研究)とが融合し、共に協力し合う時代
という、非常に分かりやすく丁寧な講演でした。
世界中での豊富な講演経験と、実践経験からくるお話は未来への可能性を実感させ、頼もしさを感じました(*^^*)
また、第一部の東大 箕輪教授(インド哲学)との対話では「新時代における学と行を問う」として
・今の時代は実践である「行」が必要(「学」の限界?)
・行の中でも仏教の「四念処」(四種の観想法)が肝ではないか(箕輪教授の意見)
・仏教の「念・智」とは? 「止・観」とは?
・瞑想とは?
など、ちょっと上級者向けのお話もしっかりありました✨
禅やマインドフルネスに代表される、仏教の「利他・非暴力」の心を培うメソッドが世界中で評価されています
科学でのエビデンスが、量子の世界が紐解かれるにつけ、観察者の意識が関与することがわかり、根底から覆されようとしている現代
科学をベースに発達した社会が崩壊へ向かっているのも必然のような気がしています
さて、これから何が起こっでおかしくない世になります
みなさん、心の鍛錬は充分されてますか?