ここは見ないのかもしれないけど、
この前の、ふと昔のことを思い出しました。
こことは、ほとんど関係の無い話ではありますが。書き留めておきます。
作り話で無い、本当の話。
私が会社勤めを始めて、間もない頃、私と同じグループで働いていた人に誘われて飲み会に行きました。その人は、実は私とは別の会社の人で、派遣で私の会社に来ていたのです。飲み会には、その人の派遣元の人がいました。
その中に、3人の女性がいます。
同じような飲み会が、2,3回と続くうちに、その中の一人に惹かれていく。
その人に会えると思うと、次の飲み会が楽しみになってくる自分がいる。
しかし、ある飲み会で、その人は"会社を辞めて、地元に帰る"と言う。
はっきりした理由は、よくわからない。聞いていない?覚えいない?
その後、2回、2人だけで会う機会を得ました。
1回目は、そのこが会社を辞める前。退職に際してプレゼントを買ってあげる。
帰り際、駅の改札前で、そのこは、わたしの方を黙って見る。数秒?
2回目は、そのこが会社を辞め、地元に帰った後。数ヶ月後。すこし強引に。
金曜日の夜、仕事が終わって、突然、私は夜行列車に乗り込む。
目的地に着いた私は、そのこの実家に電話をする。
「旅行で近くまで来たので、実家に訪れても良い?」と適当なことを言って、
そのこの家を訪れる。
そのこは、その少し前、東京に用事で行ったけど、体調を崩して、すぐに地元に戻ったそうだ。東京の友達に会いたかったけど、会えなかったと言っていた。
まだ、体調はまだ完全には戻っていないという。
でも、そのこの実家の近くは、少し観光地になっているところがあり、そこを案内してくれると言う。そこを案内してからcoffee shopによって、お話をする。
豚の話。
そのこの父親は獣医さん。子供の頃、父親の仕事に、よく付いていったと言う。
ある日、養豚所についていく。豚が何頭か、食用に処分されるために連れて行かれる。
"自分がどうなるかわかるのか、泣き叫ぶんだよ。"と言う。
話変わって、"学校をサボったこと無い?"と聞く、"ない"と応えると、"真面目な人?"と言ったような言わないような、"私は中学の頃までは真面目で、試験前でも無いのに夜中遅くまで勉強していたのだけど、高校に入ってから、授業をサボって、遊ぶようになったの。そのとき、お酒を飲める店に出入りするようになって、マスターと仲良くなった。"そんな話をする。
新婚旅行は、海外でなくても良い。北海道とかに行って、日本海を見てみたいと言う。
でも、そのこの実家も海に近い。cafeも海に面している。日没に近い時間、太陽の日が海に照らされていて、きれいな景色。
そんな話も、私は深く考えもせず、聞いている。彼女の話を聞いていると、すごく幸せな気分がする。ますます好きになっていく。
それで、「私は、"綾"という字が好き、だから、子供が出来たら、名前に"綾"の字を入れたい。」と言う。
好きな映画は,"時をかける少女"という、その当時はアニメ版はない、実写版。「"時をかける少女"って、その前にNHKでドラマ化されていて、男の方の主人公は"ケン ソゴル"という名で、・・・」と、楽しそうに話してくれる。
cafeから出た後、私が泊まるホテルまで送ってくれた。"体調が良かったら、翌日も案内してあげるのだけれども・・・"と言う。翌日、帰り際に、電話で前日のお礼と、さようならを言って、飛行機で帰る。電話口で彼女は"お母さんに怒られちゃった。母が食事をごちそうしようと用意してくれていたのに、家によらずに・・・・"、申し訳なさそうに言う。
そういえば、案内してくれた場所で、記念写真撮影を商売にしている所があって、一緒に写真撮ってもらおうと言う。料金は、"私が払うから"と、彼女は言う。でも、出来た写真は、プラスチックの小さな枠に収まった1枚だけ。それを彼女は私に渡す。思い出を私一人に押しつける。その写真は、彼女の所には無い
その後、会っていない。情報も入らない。
手紙(ネットも携帯も普及していなかった頃)を送ったが、返事は無い。
どうしているかわからない。その時は3~4年間思いを引きずっていたが、今は、希にそんな人もいたなと思う程度で、殆ど思い返すこともなかった。再びその時のことが頭に浮かんだ。
以上、おしまい。
長文すまない。
少し、スッキリしたか。