サキです🐰
特別支援学校で7年担任等経験、
2023年に元々『この子のことはわからない』
と思っていた次男が
突然の発達障害診断。
日々は流れていくけど心は追いつかず。
担任をしていた時にはもっと重い子たちと関わってきたのに。
『私はあの子達を愛してなかったの？』
『他人事だから気楽に楽しく接していた？』
『次男をひどく理不尽に怒ってしまったことはないか』
『いろんな保護者の方に可愛くて羨ましいなんて言ってた自分は浅はかすぎたんじゃないか』
気づいたら頭も心もいっぱいいっぱいでした。
運転中車でギャン泣きしたり
私のシートベルトを外す、
チャイルドシートから抜け出し足元にいる日々。
ルーティンが崩れて保育園に行きたくないと泣き喚いた
ある金曜日、
保育園に送らないといけない、私も仕事がある
そんな中何かが崩壊しました。
次男を殴ってしまいました。
あの時の顔が忘れられません。
痛みに鈍感で転んでもサッと起き上がり、
たまに泣いたと思ったら血だらけの次男が
びっくりした顔でポロポロ涙を流し、
それでも次男よりも泣いている私を見て
心配そうに泣かないように歯を食いしばっていました。
その日は母に電話をしてなんとか取り繕い、
学校での勤務も終えました。
土日は起き上がれず、部屋で過ごしました。
なんとか月曜日準備をしていましたが、
また次男が夫の言葉で火がつき朝から大号泣。
その途端、準備をしていて髪を濡らしていた私は立ち上がれなくなり
『だめだ、学校に行けない』
となりました。
夫と話した後勤務に行ってしまった夫には告げず、
その日のうちに子ども2人を連れて
実家の広島に帰りました。
そこからは実家の母や父、
結婚して家を出ている弟やその奥さん、
友達たちもかけつけてくれて
夫も合流し
いろんな話をしました。
学校の相担(あいたん...特別支援学校では担任が数人います)の先生が電話をくれたりもしました。
そこからは非常勤講師になり、今に至ります。
ここまでがしんどかったのですが、
今は非常勤講師となり、また家での分担も変え
試行錯誤しながら過ごしています。
あれから手をあげたことはなく、
楽しく過ごせているのではないかな。と思います。
(次男担当の夫は最近少ししんどそう)
⭐️
私には幸い、最悪のことをしてしまったときに
すぐに電話をして話を聞いてくれる母がいました。
否定せずに、とにかく落ち着いてと言われましたし、
次男の様子も聞きつつ
私のことを大切にして話をしてくれました。
実家の人たちや友人もまず1人でかかえこまないように、
みんなで育てようと言ってくれました。
私の周りの人は幸い障害があるからとかではなく
1人1人を見てくれます。
次男と同じように私のことも考えてくれる。
でも全ての人がそうではないですよね？
『障害は個性じゃない。障害は障害でしかない。
サポートしてあげないといけない。
可哀想。
この子が障害がなかったらどんなによかったか。』
そんな言葉を聞いたことがあります。
私は自分が障害があると言われた子を持ち、
綺麗事ではなく自分も揺さぶられ
最悪のことをしてしまった経験を経てなお
やっぱりそれは違う、と思います。
そして『障害は発達的個性』
と言う人もいます。
そんな人と話しをした時、
私は本当に目の前が明るくなった気がしました。
障害があると言われた人だけじゃない。
定型と言われるいわゆる普通の私たちにとっても
それは明るい世界だと感じます。
⭐️
インスタではようこさん、
ゆみこさんとともに
コミュニティを作りました✨
こ障害があると言われた子を持ち
『まさかこんなことが自分に起こるなんて、、』
『この子は可哀想な子なの？こんなに可愛いのに』
『こんなに日々は笑いに溢れているのに
障害のあるこの子と笑っていてはおかしいの？』
『わからないのは当然なのに、また怒ってしまった。どうして私は余裕がないんだろう』
そんなことを思っている方が繋がり
お互いに共感しあったり、
こんな方法もあるよとシェアしあったり、
自分も自分の人生の主役であることを
思い出したりできるといいなと思います。
障害という個性はほんとにパワーが強く、
ともすれば保護者である自分は
脇役に思えることがありませんか？笑笑
でも違うんですよね。
障害と言われた人も言われてない人も
1人1人が人生の主役です。
対等に喧嘩してもいいんです。
怒ったり泣いたり笑ったり、
一緒に生きていきましょう‼️
⭐️
このサロンを開くにあたって
担任時代から繋がりのある保護者の方々に
再度連絡をとり、お話しを聞いています。
サロンのようこさん、ゆみこさんとも出会えました。
そんな縁を繋いでくれた次男に感謝です。
きっと明日もまた言い合いしますけど、、
これから繋がっていくであろうご縁にも
感謝しています。
宜しくお願い致します‼️
