今の子どもたちは分かりませんが、
40歳を過ぎたくらいのわたしが子どもの頃は「新平民」というのは差別用語として習いました。
「新平民」とは、明治政府が四民平等を実施した際に、差別されていた穢多・非人も平民に加えられたことで新平民と呼ばれた、と習いました。
しかし、この教えは誤りで、、穢多や非人を指す言葉ではありませんでした。
明治に入る前から、穢多や非人とは別に新しい平民として意識される人々は存在しており、その存在は他の人々からも特殊と見られていたようです。
そもそも日本は古代から様々な民族が雑多にいて、雑居していました。
そして、それぞれの向き、不向きや性質などによって、社会的に分担を行って、共存していました。
現代が日本国民であれば区別されることなく、一様に義務教育を受け多くが高校に進んでいき、職業も主に第三次産業に向かう状況に対し、かつてはそういう一様のことはなく、もっと多様性があったということでもあると思います。
ということで、「新平民」とは何であったのか。
以下の動画で説明しています。
差別用語でも何でもありませんでした。
これを観れば、以下に学校教育や識者やメディアが言うことが当てにならないかわかりますよ。