ユダヤについてあれこれ調べていて、ふと日本の古代史に思いが至りました。
偽ユダヤ人には、カナン人・フェニキア人と言われた褐色セム系の
ユダヤ教を信奉しているように見せかけて、
実はバール神崇拝(いわゆる悪魔崇拝)をしている偽ユダヤ人と、
カスピ海沿岸に8世紀頃存在し、ユダヤ教に改宗したハザール王国の末裔で、同じくバール神崇拝をしている偽ユダヤ人が存在します。
また、紀元前の世界は、思った以上に人々の往来が活発で、中央アジア〜ヨーロッパまで、宗教の相互影響もみられます。
例えば、ミトラ教です。
ミトラ神という武の神を中東エリアのアーリア系民族が広く崇めていましたが、
それが仏教に入っては「弥勒」信仰として取り入れられましたし、
ローマの武人たちもミトラ神を崇拝していて、
コンスタンティヌス帝がキリスト教を公認し、
テオドシウス帝が国教とするまで、ミトラ教信者も大勢いました。
ペルシャのゾロアスター教にも取り入れられました。
そして、キリスト教も変質します。
正確に言うと、早い段階から偽ユダヤがキリスト教に入り込んでいて、
キリスト教の教義を歪めていきました。
例えば、偶像崇拝です。
敬虔な信者だとよりイメージがつくかもしれませんが、
自分の崇拝する神を人間ごときが形として現すことは僭越千万な訳です。
そのため、ユダヤ教もキリスト教もイスラム教も偶像崇拝を認めていません。
イスラム教の偶像崇拝禁止は有名ですが、何もイスラム教だけではないのです。
キリスト教は、神はゼウスですがキリストにも神性を認めているので、
偶像は禁止になるわけですが。
また、キリスト教がマリア教と揶揄されるくらい、
マリアの崇拝の比重も高くなっていきました。
つまり、キリスト教に入り込んだ偽ユダヤは、
ゼウスを崇拝させないように仕向け、偶像崇拝を進め、
キリスト教の根本を歪めていきました。
また、異端派追放、異端尋問など、
隣人を愛せというくらい懐が広い話をキリストは説いているのに、
排他的な行為を見せたことも、
内部に異質な人々がいたということを示しているかもしれません。
偽ユダヤは、そうやって本来あるべき精神性を歪める、
信仰を誤った方向に持って行く、ということがお得意なのです。
この偽ユダヤたちは、本来のユダヤ人に混じっても移動します。
ヘブライ人として、本来のユダヤ人も意味しますが、
ヘブライ人が川の向こうからやってきた異邦人、という意味とともに、
盗賊という印象も含めて語られる、というように、
敬虔な聖書の民という側面、乱暴者の側面が混ざっていますが、
それが本来のユダヤ人と偽ユダヤ人が混じっている証拠だと思います。
ユダヤ人は、国を失い、北イスラエル王国の10の支族は歴史から姿を消しました。
ユダヤ人のその後の足跡が、大ぴらに語られませんが、
ユダヤ人研究者が中国あたりまでは来ていたことを確認しています。
少数民族として残っています。
また、ミャオ族などもヤハウェとは言いませんが、
一神教として何かわからないけども一つの神を信仰し、
鳥居に似たようなものを作る風習があります。
そして、俗説、オカルト的、とんでも論的に語られますが、
日ユ同祖論があります。
実際、日本語にもヘブライ語の形跡があったり、
ユダヤ人が見たらユダヤの祭祀場の後と間違うような作りである
神明神社という神社が徳島県にあります。
この神社の近くにアーク(聖櫃)が埋まっていると言われる剣山があります。
青森県には戸来村(ヘライ村)という独特の風習を持つ村もあります。
同祖というわけではなくても、日本人の一部をなした証左と言えると思います。
長くなってしまったので、次回にしますが、
正統ユダヤ人がいたということは、つまり、偽ユダヤも混じっていた、
としてもおかしくないということになります。
多分混じっていたあろう、偽ユダヤたちが何をしたか。
次回書いてみたいと思います。