ある意味で袋とじな記事

ある意味で袋とじな記事

主に テラ ヨシノブさんへのインタビューを掲載。

Amebaでブログを始めよう!

とある 一室にて。



「テラさん。近くで花火 あがってるみたいですよ。

 今、どかーんって打ちあがる音が!

 花火大会 今日だったんですね!」


「えぇ そうみたいですね。」


「・・・なんだか 反応薄いですね。もっと こう

 ここから見えるかな!? なんて返事が返ってくると思ったんですけど。」


「ここから 見えても見えなくても良いかな。私は・・・うん、どちらでも良いよ。


「・・・・・。 花火になんか苦い思い出でもあるんですか?(苦笑」


「いやいや、そんなものは一切 ないですよ。

  何と言いますか。。。音がね。

 どがーんで心臓に響くじゃないですか。」



「何言ってんですか~。あの音が良いんですよ。

 音が無かったら迫力が出ませんし

  あの音を聴くと今年も夏が来たな~。って感じが~しません?」



「そうですね。打ちあがる音が

別の音だったら、伊崎さんが望んだ返答をする事が出来たかもしれませんね。」


「別の音?」


「えぇ、例えば「どがーん」じゃなくて・・・・


 ポーンとかポンっとか 柔らかい感じの音だったら。。

 もっと親しく付き合えたと 思います。」



「ちょっと 想像してみたんですけど、なんだか物足りないですよ・・」



「伊崎さん、花火を女性に例えてみてください。」

「はい?」


「外見が美人なのに口に食べ物を含みながら 大声で喋り挙句の果てに

 口から食べ物をこぼす女性。

 どう思います?付き合いたいですか?



「えっと・・・僕は」


「私は 付き合いたくは無い。」


「・・・まぁ、品が無いかもしれないですけど
  美味しそうに食べてるなら 付き合いたいですよ 僕は。」



「ギャップ萌え?」


「は?」


「なるほど。。」


「何が!?」



「ギャップ萌えの伊崎さんには 小悪魔な女性が付きまとう可能性がありますね。

 彼女が出来た時には 是非 その方とお会いしたい。。」


「!っ。彼女がいないって どうして分かったんですか!?」


「伊崎さん。。今日は花火大会ですよ。

  今 私と話しているという事。

 それ自体 僕には彼女が居ないという事を言っているようなものです。」



「・・・はぁ。」


「ビンゴですか?」


「・・はい。」

















イラストレーション:うぃーぷー☆