「野菜不足」「果物不足」は若い世代ほど深刻-。JA総合研究所(東京都千代田区)が行った「野菜・果物の消費行動に関する調査」で、こんな結果が出た。調査は全国の主婦や単身者の男女(1302人)を対象に行われた。

 それによると、普段の食生活で野菜や果物を食べている「頻度」を4段階で聞いたところ、野菜で「よく食べる」と「まあ食べる」の「食べる方」が全体の87・5%を占めたが、果物では68・6%と差が出た。年代別では、若年層ほど「あまり食べない方だ」とする傾向が野菜・果物の双方で強かった。

 野菜を「ほぼ毎日」食べる人は65・1%(前回調査より6・8ポイント減)、果物を「ほぼ毎日食べる」は27・9%(同1・7ポイント減)にとどまった。単身男性で果物を「週に1日未満しか食べない」人は42・4%で、前回より12・4ポイント増加した。

 また、購入する野菜は国産か輸入品かを聞いたところ、「値段にかかわらず国産を選ぶ」人が35・8%、「許容範囲の価格差であれば国産を選ぶ」が39・7%で、7割以上が「国産派」。主婦や高年齢者ほど国産を選ぶ傾向が強かった。購入先は「スーパー・量販店」が92・1%と群を抜いており、理由は「野菜以外の食材の買い物も1カ所で済むから」が多かった。

 JA総合研究所は「主婦や単身男性は価格に敏感。夏の猛暑による野菜・果物価格の高騰と長引く不況が消費意欲をそいでいる」としている。



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