「メモの魔力」は昨年最も売れたビジネス本であり、知的生産性を高め、人生をより良い方向に持っていくメモの取り方のノウハウを学ぶことが出来た一冊であった。
この本の内容は実践しなければ何の意味も無い事であり、自分自身も読み進める中でメモの重要性を理解したため、即行動に移すことを心に決めた。
ではまず、メモは人生にどのような効果をもたらすのかというテーマについての記述を行う。
メモを取ることの一番のメリットとして、「知的生産性が上がる」という事がある。脳で覚えていないといけない事をメモに暗記させ、残った脳のメモリーを、アイディアの企画、ひらめき等に活用するのだ。ただこのメリットは、単に事実をメモしていくことでは得られない。事実を事実で終わらせず、しっかりとそれを抽象化し、生きていく上で活かしていく(転用する)という事が必要不可欠になる。また、メモを行う上でのメリットとして本書で挙げられていたもう一つの事が、「構造化能力の向上」というものである。例えば会社の会議等で、どのような話が進行しているのかという話の構造を、メモを取ることによって常に把握することが出来るのである。議論を俯瞰して見て、事実をメモし、それを項目ごとに瞬時に分けることによって、話し手の情報がクリアに見えてきて、理解が深まるのである。
メモとは、「世の中で起きていること、今までだったら素通りしていた事実にも広くアンテナを貼り、その事実をどう自分に活かしていくか。それを考える」作業なのである。