マイナスの感情にとらわれ、スパイラルに陥ったときこそ、人に会うことは必要だよね。

一人で家にいると、ますます悪いことしか考えなくなるからさ。

実際、今日は重い腰を上げて、外に出てみたよ。

普段あんまり会いたくないような人のところにも行ってみた。

4人の家に行ってみたら、受け入れてくれ、話を聞いてくれたよ。嫌われているという思い込みも、案外、自分だけの偏見だったりするものだね。

よくよく考えてみたら、ボクは幸運に恵まれていたんだよ。

生きることは、つらい出来事の連続だけど、もう少し今世を楽しんでみようかな。




寂しい気持ちに心が支配されてしまわないように、楽しかったときのことを思い出してみた。

子どもの頃、親戚のおじさん、おばさんたちがいた。

みんながボクに力を与えてくれた。


懐かしい顔が心の中に浮かんでは消えていく。


温かい気持ちになって…。


でも、みんな、もういない。


ますます寂しくなってしまった。







昨年、母が亡くなった。

いつか、別れの日が来るかも知れないと思っていても、やはり、突然の別れだった。

幼い頃、父を亡くしてたので、母親だけが唯一の親だった。

そんな母は、自分が生きるのに精一杯だった。


貧しかった。

寂しかった。

子どもの頃、一人ぼっちで泣いていたことを昨日のことのように覚えている。


思春期になってからは、友人たちと夜遊びをして、帰宅するのは母が寝静まってからだった。

母は、いつも一人ぼっちでボクの帰りを待っていてくれた。



今では、時々しか夜は出歩かないけど、帰宅しても、もう母はいない。


もう一度会いたい。









昨年、亡くなった母に会いました。

しっかりした姿でした。

特に会話はしなかったけど、会えて嬉しかった。

最近、悩んでばかりいるボクのことが心配で現れたのかも。

また、いつか、また夢の中で。

お母さん、ありがとう。