ミュージシャンズ・ミュージシャン「ジノ・ヴァネリ」 | 音楽好き親父の覚書

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今回は、思い出のAORアルバムから 『 ジノ・ヴァネリ ( Gino Vannelli )/ ブラザー・トゥ・ブラザー ( Brother To Brother ) 』です。

ジノ・ヴァネリは、カナダ出身のシンガーでプロデュースとバックには兄弟も参加している。フュージョン・ボサノバ・ロックなどのフュージョンAOR。ソウルフルなボーカルと卓越した歌唱力に加え、ヴァネリ兄弟のサウンド・クリエイト能力、テクニシャン揃い。音楽関係者からの評価が高く、「ミュージシャンズ・ミュージシャン」と称される。

まるで「スティーリー・ダン」がプロデュースしてるのかと思わせる完成度。

アルバム購入前はシングルカットのバラード「アイ・ジャスト・ワナ・ストップ」しか知らなかったので、初めて聴いた時はあまりのカッコ良さに言葉を失った。その後は相変わらずの友人への紹介しまくりでした。購入したのは輸入のカットアウト盤(ジャケットの一部をカットしたもの)だったが、その後通常版+CDも購入したため3枚所有。ジノ・ヴァネリを1枚買うなら絶対これ。

 

「Appaloosa」「The River Must Flow」「Love And Emotion

特に「Carlos Rios」のギターが凄い。(ちなみに彼は珍しいギッチョのギタリスト)エモーショナルなギターが暴れ回る。ドラムのMark Craneyは、まるで音の弾幕を張るような手数で叩きまくる。キーボード・ベース・コーラスのパートも完璧!

「ラリー・カールトンの新曲です。」と言われても納得する出来。