今回の内容は少しややこしいかもしれません。私の文章力のなさでよく分からんわ!という方、ごめんなさいm(_ _)m
勤務開始時に夜勤のチャージナースが作った業務分担表を見たときのこと。日勤の男性看護師Aの名前の横に(Trader)と書いてありました。私の頭の中はハテナでいっぱい。え、商人?貿易する人?トレーダージョーズ?それとも他に意味があるの?ほへ(・∀・)?
サッパリ意味の分からない私は同僚に質問しました。みなさんはこの単語の意味がわかりますか?ヒント : 看護師Aは本人の希望で夜勤から日勤に変わりました。そして、その日がAの日勤開始日でした。
さて、この単語の意味は…
裏切り者!!
夜勤者にとって、日勤に寝返ったAは裏切り者だということでこのように書かれたようです。もちろんAが愛されキャラであるからこそのジョークで、嫌がらせではありません笑
えっ、Traderにそんな意味あるの!?と思った方、正解です。これは夜勤のチャージナースのスペルミスで、本当の単語はTraitorです。でも、スペルが少し似ているとはいえ間違えるほどか?と思いませんか?実はアメリカ人がこのスペルを間違える原因は「発音」にあり。アメリカ英語ではTraderとTraitorを同じように発音することがあります。(その人のアクセントによる。)そのため間違えたんだろうと同僚達は話していました。私はというと、Traitorという単語を知らなかったため、Traderがスペルミスだと予測することすらできませんでした。
意味を教えてくれた同僚に、
英語のネイティブスピーカーでもこういう間違いするんだね。Traderって単語を見て、商人???て頭の中がハテナだらけになったよ。ネイティブスピーカーにスペルを間違われたらもうお手上げです笑
と言うと、
ニーナは本当に一生懸命やってるよ。でもね、残念ながらアメリカの教育レベルはこんなもんだよ。頑張れ笑笑笑
と言われました。すごい自虐ネタ
イギリス英語のTraitorの発音は最初のTも真ん中のTもクリアなTの発音でなんだか高貴な感じです。しかし、アメリカ英語では真ん中のTが思いっきりDの音になることがあります。まさしくアメリカ英語特有の”Flap T”
同僚達は、これはアメリカ人ならではのミスだ!間違いない!ブリティッシュはこんな間違いしない!と爆笑していました。私はそんなおちゃめで明るいアメリカ人が好きです
インターネットでTraderとTraitorを調べてみると、TRADER JOE'SをもじったTRAITOR JOE'Sと書いてあるTシャツが販売されていました。アメリカのバイデン大統領をいじって作られた物だと思われます。うーん、非常にアメリカらしい
私はこうして毎日何かしら学んでいます。幸せなことです。日々勉強\(^o^)/ヒュー