ライリーの頭の中にいる「ヨロコビ」ちゃん。
23歳の長女が「絶対いい!泣ける!お勧め!」と絶賛するので、ディズニー映画の「Inside Out(インサイド・ヘッド)」を、夫と息子と3人で観ました。
ライリーという女の子の「頭の中(インサイド・ヘッド)」には、「ヨロコビ」「カナシミ」「イカリ」「ムカムカ」「ビビリ」などのさまざまな「感情」がいて、どの感情が「司令塔」で舵を取るかによって、それがライリーの感情を左右するという筋書きです。
ライリーの感情を直接左右する「司令塔」の外には、「昔の思い出」「潜在意識」「夢」「大切な思い出」など、これまた脳みその中をアニメ化したような世界が広がっています。
そしてお話では、「ヨロコビ」が、事故によって司令塔から放り出されてしまったため、ライリーは「喜びや幸せという感情」を失ってしまいます。(つまり「うつ状態」)
物知りの長女曰く、「子供に『うつ病』などの精神疾患をわかりやすく教えるために、この映画が使われている」そうです。納得。
ライリーが落ち込むきっかけは、「親の都合による、ミネソタからサンフランシスコへの引っ越し」なのですが、長女はこの映画を観て大泣きするそう。おそらく、「親(=夫と私)の都合で、アメリカからニュージーランドに引っ越し」て苦労した、自分の過去とシンクロさせているのでしょう。(実際、我が家の次女は「この意図に反した引っ越し」がきっかけで、うつ病を発症していますし。。。)
実に複雑な気分で、映画を観終わりました。。。
「ヨロコビ」ちゃんと「カナシミ」ちゃん。
「人生には喜びだけではなく、悲しみも必要なんだよ。」
というメッセージが込められていました。