ヤンニ・オルソン

ヤンニ・オルソン

スウェーデン出身のトリリンガルタレント、レポーター、アウトドアコラムニストのヤンニ・オルソン!

Amebaでブログを始めよう!

 

年明けのこの時期は、街でランニングする人や、新しくジムに登録する人を多く見かけますよね!彼らの新年の目標は何かな?健康的になることでしょうか?それとも新たなアドベンチャーに向けて体を鍛えているのでしょうか?

 

少し間が空いてしまいますが、私もクリスマス休暇の間に、2019年の棚卸しと2020年の目標を紙に書き出しました。その中で一番楽しかったのはやはり、アウトドア目標を立てることでした。今年のアウトドア目標をどこまで達成できるのかを考えるだけでワクワクしてきますね。

   

私の2020年アウトドア目標、それは...

「サバイバルやブッシュクラフトの技術を高めること」

 

実は、この目標、もう一つの目標に繋がっています。それは...

「ソロ(単独行動)の世界に足を踏み入れるのこと」

 

憧れのソロトレッキング

 

数年前、スウェーデンで最も長いトレイル、約440kmの「クングスレーデン」(王様の散歩道)をソロで踏破した男性の記事を読んでから、「ソロ」という概念に取りつかれました。 

 

山でも森でも、そういった場所に入ると、仲間と一緒に計画を立てたり、リスクを想定したりするのが当たり前のこと。

自分ができないことは仲間ができる。遭難にあったら、助けてくれる人がいる。

そのような助け合える環境があるからこそ、安心に山に入れますよね。

 

ただ、彼は誰の助けもなく、たった一人で440kmを踏破しました。

その話を読んで、「助けてくれる人が側にいない時、私はどこまでいけるのか」

 

自分自身の限界を知りたくなり、いつかどこかのロングトレイルをソロで踏破したいと思うようになりました。

 

しかしこの目標を達成するにはそれなりのスタミナ、知識、スキルが必要です。そこでまずは、「サバイバルやブッシュクラフトの技術を高める」ことにしました。

 

「今の自分」の限界はどこか?

 

実は昨秋、その目標への第一歩をもう踏み出しています。台風19号ハギビスが日本に上陸した後、自分の能力に少々不安になりました。何か行動をおこそうと真剣に考えた結果、自分の限界を知るため、またサバイバルの基本を身に着けるためにデンマークの72時間のサバイバルコースに参加することにしました。

 

まずは、基本をしっかり抑えよう!

 

デンマークでは、サバイバルのエキスパートから緊急事態に対応し、生き残るための基本的な知識や技術を学んだ上、自分自身の長所と短所まで知ることができました。ただ、そこで学べたことは氷山の一角だったので、それに近い分野の「ブッシュクラフト」を真剣に学ぼうと思うようになりました。「72時間では足りない!一年間かけて基本をしっかり学んでから次の目標へ進もう!」っと。2020年、どこまで自分が成長できるか楽しみです。

 

あなたのアウトドア目標が決まりましたか?

 

読者の皆様も、2020年のアウトドア目標を立てましたか?そうですね、例えば、

「ゆったりソロキャンプにもっと出たい!」とか。

それとも、「目標の山」を踏破するとか!

 

あなたは2020年をどのように過ごしたいですか?

 

子供の頃のように、ただ単純に自然の中にいる時間をワクワク楽しむことを忘れてしまった大人たちは、「毎日やらなければならいこと」に追われてますよね。あなたは、自分の好きなことをやる時間を、ちゃんと確保できていますか?

もしそうでないのなら、私と一緒に、好きな分野の目標を立ててみませんか?そうすれば、自分のやりたいことを先延ばししないで、好きなことをやる時間をしっかり作れると思います。

 

2020年もワクワクドキドキ自然を楽しみましょうね!

 

「Ps.デンマークの72時間のサバイバルコースに関しては、近日中に別の記事を出しますので、是非楽しみにしてくださいね!」


 

※撮影/Anton Engblom Anton Engblom | LifeArt Photo (@antonengblomphotography)

衣装/Fjallraven http://www.fjallraven.jp/

協力/ Bushcraft Denmark http://www.bushcraftdanmark.dk/