んにちは、ちょびです。

前回に引き続き、
文型の本当の使い方について書いていきます。

とはいっても今回扱う第二文型SVCは正直簡単です。
なので肩の力を抜いてリラックスして読んでもらえればと思います。

第二文型SVCのVは、「イコール」つまり
SはCだ・SはCになるという意味になります。

C(保護)には形容詞・名詞が来ます。

SVCって判別する方法は簡単です。

①SV形容詞の場合

例 He looks happy
彼は幸せそうに見える

②SV名詞の場合

例 He became a teacher
彼は教師になった


S≠名詞のときはSVO

例 He broke the dish
彼は皿を割った

①のパターンなら、動詞の意味がわからなくてもすぐに訳せます。
SV形容詞は「Sは形容詞だ」という意味になるからです。
これを有名なことわざで確認してみましょう。

例 Dreams come true.

この文はSVCになります。
意味は「夢=真実」→「夢ってかなうんだよ」
と考えれば簡単ですね。




では、実際の入試から練習問題です。

例 Her talent for drawing came of age. (成蹊大)

さっそく文型を見てみましょう。

…SVまではわかりますが、of ageはなんでしょう??

一般的にありがちな説明は「come of ageは大人になる・成熟するという熟語。覚えましょう」です。

でも、これだと丸暗記の強要で、教える側だけに都合がいい説明ですよね。

ではどう考えるか?of ageがなんなのかがよくわかりませんよね。
ここで、1つ、大事なルール

of+抽象名詞=形容詞
を確認してみましょう。


of age=old 大人な
of importance=important 重要な
of use=useful 役に立つ

これでof ageはoldという形容詞だということがわかりました。
だから先ほどの例文の訳はこうなります。

例 Her talent for drawing came of age. (成蹊大)
彼女の絵画の才能は成熟した。

熟語をいきなり丸暗記するのではなく、
こんなふうにルールを活用すると
覚えることは最小限で英文が読めるようになりますよ。

今回のポイント

・まずは文型を考える。第2文型ならS=Cの意味。
・of+抽象名詞=形容詞のルールを使えば熟語の丸暗記不要!


それでは、ありがとうございました。

ちょび

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