***素敵に一人旅*** -85ページ目

***素敵に一人旅***

お得に旅をするのが大好き。
キャンペーンやクーポンを最大限に活用した「チープなのにリッチな旅」がコンセプトです。
自称、職業=旅人( *´艸`)
あくまでも自分の旅行記としてマイペースで綴ってます♬

2022.4.27

 

 

今回私が気仙沼プラザホテルに宿泊した理由。

 

それは「命のらせん階段」を見学できるプランがあったから。

 

東日本大震災の爪痕をただ1人で見るのではなく、現地の方からの説明を受けながら見学してみたかったのです。

 

 

ちなみに気仙沼プラザホテルさんの系列である「南三陸ホテル観洋」でも、

 

震災を風化させないための「語り部バス」を運行中。

 

 

 

場所が南三陸町なので、見学先は「防災対策庁舎」や「高野会館」

※高野会館は防災庁舎の後方に見えている白い建物

 

 

 

南三陸ホテル観洋さんは、前日までに予約の上¥500を支払えばOKだけど、

 

気仙沼プラザホテルさんは、「命のらせん階段見学プラン」で予約した場合に限るみたい。

 

値段的には、スタンダードプランと比べてそれほど高かった記憶もないので、

 

時間が許すのであれば絶対に見学プランで予約することを強くオススメします。

 

もうね、内容の濃さが尋常じゃない!!!

 

 

 

それでは、

 

そんな濃厚な見学内容をこれから書き綴りたいと思いますニコニコ花

 

 

見学ツアーは9時からなので、

 

先にチェックアウトを済ませてから荷物を車に乗せ、ふたたびホテルロビーへ戻ります。

 

するとすでに玄関前にはワゴン車が待機中。

 
 
 
車のそばにいた男性スタッフさんが、
 
「猫LOVE様、ちょっと早いですけどよろしければ出発しましょうか」と。
 
 
 
 
えっ!!!
 
貸切ですか~っ爆  笑

 

 

 

やだ。なんというラッキー。

 

聞くと「命のらせん階段プラン」で予約する方はあまりいないのだそう。

 

え~!ウソでしょ?もったいないアセアセ

 

 

さて、今回ガイドをしてくださるのは気仙沼ジモティ(40代半ば)のスタッフさん。

 

 

 

てっきり「命のらせん階段」へ向かうのかと思いきや、いきなり漁港へ連れて行かれて訳ワカメ。

 

なんでもこの船はマグロ漁船で、今日か明日にでも出航する状態なのだとか。

 
 
 
マグロ漁船=1年くらい海に出たまま帰って来ない
 
というのは素人でも知っているけれど、それ以外のことは全く知らない。
 
そんな私にスタッフさんはマグロ漁船についてアツく語り始めます。
 
 
遠洋漁業に出るには準備が2週間くらいかかるそうで、
 
食料はもちろん、船員さんが船で過ごす間の嗜好品(お酒やタバコetc)、
 
マグロを保存するための氷など、積み込み作業がとても大変なのだとか。
 
そんな様子を通りがかりに眺めては、
 
「あ~あの船はそろそろだな」と、まるで出産前の牛を気遣う牧場主かのように観察し、
 
いざ出航のタイミングにかち合おうものなら、無条件にお見送りをするんですって。
 
出航する際には紙テープが登場し、ジモティはもちろん通りすがりの旅人もOKOK
 

そんな出航シーンが日々繰り返されている気仙沼漁港ニコニコ

 

 

 

続いて、船の見分け方の説明を受けます。

 

 

FS➡福島

 

 

カジキマグロ漁船

下矢印

 

 

MG➡宮城

 

 

 

保安船

(水色のマークは「水」をあらわしている)

下矢印

 

 

 

HK➡北海道

 

 

TY➡富山

 

 

IT➡岩手

 

 

 

ほほぉ~こうやって見るとどこから来た船なのか一目で分かるのねひらめき

 

「いろんなところの船が気仙沼に来るんですねぇ~」という私に、

 

 

「気仙沼漁港は日本一ですよ。昔は東洋一とさえ言われました。

 気仙沼は、寒流(親潮)と暖流(黒潮)がぶつかる場所なので魚がたくさん獲れるんです。

カツオの日本一は高知と思われがちですが、実は気仙沼が日本一。

 船自体は高知の船が多いかも知れませんが、実際に水揚げがされる場所は気仙沼です!」

 

 と、スタッフさんが詳しくレクチャー。

 

 

もはや「命のらせん階段はどこいった?不安」と不安になったけど、

 

ようするに、命のらせん階段も含めて気仙沼という土地を知ってほしいというツアーらしい。

 

ましてや見学が私1人なもんだから、マンツーマンでの観光タクシー状態。

 

最初から最後までQ&Aは私だけのものよ笑

 

 

 

次が本命「命のらせん階段」

 

 

 

実はこの「命のらせん階段」は、気仙沼プラザホテルの元社長さんの自宅。

(現在は亡くなられてお子さんたちが継いでいらっしゃる)

 

 

1960年に起きたチリ地震では、死者が出るほどの被害を受けた気仙沼市。

 

そこで故阿部社長は「また同じことが起きてはいけない」と思い、

 

自宅に後付けでらせん階段を増設し、地域住民と定期的に避難訓練も行っていたのだとか。

 

そんな中に起きた東日本大震災。らせん階段を増設してから、わずか5年後の出来事。

 

訓練の甲斐あって、地域住民は屋上へ避難して命が救われたのだそう。

 

 ゆえに「命のらせん階段」と呼ばれたのがこの建物。

 
 
 
ただ、その先にはまだ続きがあります。
 
屋上に避難したことで津波からは逃れたものの、
 
波が引くと今度はあちこちで火災が発生し、地上へは降りられないという日が続きます。
 
幸い建物の3階は無事だったためそこで2~3日をしのぎ、
 
最終的には、屋上からヘリコプターで救助されたという長く辛い数日間。
 
やっと生き延びても、すぐに避難所へ行けるわけではないのだと初めて気付きました悲しい

 

 

 

建物は瓦礫だけ撤去してそのまま保管しようと決めた故阿部社長。

 

 

 

 

 


 

 

 

【震災直後の様子】

 

 

 

 

ここまで聞いただけでもスゴいのに、さらに衝撃の事実を聞くことに。

 

なんと、当時は今の場所よりも離れた場所に建っていたのだけど、

 

市から立ち退くように言われ、自費で家ごと動かしてまで保存を諦めなかったという故阿部社長。

 

 

 

三毛猫「どっ!どうやって動かしたんですかっ?」

 

お父さん「お城を動かすみたいな感じで業者さんに頼んだようです。相当な額だったと思います」

 

 

 

もはや、偉人!

 

 

 

当時は奥にある電信柱よりもっと向こうに立っていたらしい。

 

 

 

「元の場所は川が近かったので、海水よりも先に川の水が押し寄せました。

 

小さい川だったのですぐに溢れちゃったんでしょうね」

 

 

 

そっか。そうだよね。

 

聞かなきゃ全然想像もつかなかったよ悲しい

 

 

 

 

ちなみにこの場所は、一般人が出入りできないエリアらしい。

 

そもそも私有地だしね。

 

設置看板も、ホテルの見学プラン用に建てたものだと思われる。

 

なので、見学を希望する場合は、気仙沼プラザホテルに見学プランで宿泊するしかなさそう。

 

 

でも、絶対にその方が説明も聞けるしオススメです上差し

 

 

 

さぁ、命のらせん階段も見たことだしホテルへ・・・って思うでしょ?

 

まだまだ気仙沼観光は続くのだ爆  笑

 

 

 

また漁港(笑)

 

これはイカ釣り漁船。

 

 

 

イカって書いてる泣き笑い

 

 

 

 

からの~、

 

 

 

【気仙沼湾横断橋】

 

 

 

 

ここまで来るともはやドライブおいで

 

 

 

別に無料の橋だから、自分でも通れるんですけどね。

 

でも私みたいに1人旅だと、通ることはできても写真は撮れないわけで。

 

 

 

 

「すっごい嬉しいです~ラブ」って言ったら、

 

「いや~そんなに喜んでもらえると・・・あとはどこへ行こうかなぁ」みたいな(笑)

 

 

 

ここは造船所。

 

 

 

まだ海水に浮いたことがないできたての船キラキラ

 

ITだから岩手の船を作ってるのね♪

 

 

 

出来上がったらこのレールを通って海へ出るんですって。

 

 

 

橋の下とか・・・デートスポットかっ!


みたいな爆  笑

 

 

 

 

他には、フカヒレを干している場所へも連れていってもらったよデレデレ

(セキリュティの関係でブログに写真は載せられないけど)

 

 

 

「K-port」

 
 
 
ここは芸能人の方が経営するカフェ。
 
 
Kは、
 
気仙沼のK
芸能人さんの名前もK
心のK
(K-port=心の港)
 

ヒントはハリウッド俳優さん。

 

 

月に1度くらいの頻度で気仙沼へ来ては、カフェにも普通にいるんですって。

 

一関市まで新幹線、そこからはレンタカーで気仙沼入りしてプラザホテル泊。

 

全然芸能人ぶることもなく、朝食はビュッフェ会場でフツーに食べるのだとか。

 

サインも握手も快くOKOK

 

 やっぱり世界のスターは器が違うのねぇラブ

 

 

 

そうそう!気仙沼といえば「おかえりモネ」

 

ロケ中は気仙沼プラザホテルさんに泊まっていたらしい。

 

お部屋にロケ地が詳しく書かれたガイドブックがあったからそうかな~とは思ったけど。

 

 

 

ホテルへ戻りながらマグロ漁船を見て、

 

「あ~あれ、明日じゃないな。今日だな。さっきより人が集まってるから数時間で出るかも」

 

と。

 

マジ、出産かっ!!!泣き笑い

 

 

 

 

最後に雑談でマグロ漁船トーク。

 

 

「マグロ漁船は過酷だって聞きますけど、なにが1番キツいんですかねぇ?」

 

「あ~寝れないことですね。とにかくマグロがいたらひたすら釣るんで」

 

「じゃあ、船酔いとか可愛いもんなんですね」

 

「あ~もう船酔いなんて(笑)半年ぐらいずっと船酔いとかもザラですよ」

 「ちょっと素行の悪いようなヤツはマグロ漁船に押し込まれるヤツも多いです。

このまま大人になったらロクなもんにならねぇって、親が親戚の漁師に頼むんですよ」

 

「あはは!更生施設みたいなもんなんですね」

 

「マグロ漁船の上下関係はハンパないですからね。理不尽極まりない世界です。

それでも乗ってしまえば帰れないし。戻って来たら別人になってますよ。

指の2本や3本がなくなってることもあるし」

 

「えっ!そ、それは先輩に落とし前を???不安(ガクブル)

 

「あ、違います違います。サメに喰われたとか。

でも医者なんていないんで、仲間の誰かに縫ってもらうんです」

 

 

 

マグロ漁船。

 

怖い滝汗

 

 

 

他にもた~くさん地元ネタを教えていただいたけど、長くなるのでこのくらいで口笛

 

見学プランの所要時間は1時間のはずなんだけど、


なんだかんだで1時間半くらい気仙沼のあちこちを案内してくださり、

 

本当に楽しかったし勉強になった見学ツアーでしたお願い

 

この貴重な時間がなかったら、気仙沼へはもう行っていなかっただろうなぁ。

 

春旅で私の心に気仙沼が引っ掛かり、夏旅ではドップリと魅力にハマった気仙沼。

 

もしも「東北でどこが1番よかったですか?」と聞かれたら、

 

間違いなく「気仙沼!!!」って答えると断言するほど気仙沼LOVEになってしまった私。


気仙沼プラザホテルさんには感謝しかありません。


 

 

そんな気仙沼の魅力は、これからのブログにた~っぷりと綴りたいと思います爆  笑​​​​​​​