ハン・ガン 

 

読んでいてきつかったのは、ヨンヘの姉インへの章でした。

美しくて冷たい世界。

 

身体は不自由だ。

食欲から、性欲から。

家族から。

孤独から。

不幸から。

身体がある限り、自由になれない。

 

一方で身体があるから

喜びも自由も感じることができるとも言えるのだから

不条理な世界だなと思う。 

 

今、自己啓発にどっぷりつかってて、

 「自分の捉え方で世界は変わる」 「行動で認知を変える」

という言説を毎日みてると、

ときどき 自分と感情や思考が乖離していくような感覚になる。

 

どうしようもないことってあるんだよね。 

それをどう受け入れていくか、なのかなあ。