🇵🇭 第7話 「これほど....」



マラテ2日目。

朝9時に1人寂しく起床。



ベッドの中でウダウダしていると

Kさんから 「ご飯行く?」 のメール。




LAcafe

クラブハウスサンドをシェア、美味でした!



店内は、早い時間のせいか
女の子も少なくて、パッとしません。


が、私の真正面(Kさんの背後)のピナが
ずーーーーっとこちらを見ています。


いや、「見る」のは当たり前だけど
1㍉も視線を外さないほどの「凝視」です。


しかも、どうやら
こっそりと動画を撮っている様子。


ん? 何?

いやっ、何もないですよ


さすがに動画を撮られていると思うと
意識して、ニヤついてしまい


そのアホ顔をKさんにツッコまれますが
2人で反応してしまっては


いよいよ寄って来られそうなので
その場は誤魔化しました。


以降も彼女は


遠目の私とのSelfieを撮ったり
何より「ガン見」を外してくれません。


敢えて視線を合わせない分
逆に私も彼女の事が気になってしまい


もちろん、満更でもないし....



って、バカバカッ!(笑)



ここは LAcafe だってのに
何をアイドル気分に浸ってんだよと。


目を覚ましなさい。


因みに、ですが
私への「営業」を断念した彼女。


席を立ったと思ったら


髪がボサボサ、小汚ない格好の
古ぼけた中年アメリカ人に


猛アプローチしていました(笑)



(久しぶりの) 教訓:
LAで「気に入られた」なんて思うなよ
彼女たちには、我々(客)は
○んこのついた人形にしか見えていない



さて、お腹も膨れて
ようやく酒も抜けてきたので


Kさんのショッピングのお付き合いで
ロビンソンへ。


地元フィアンセNちゃんから
頼まれたお土産(化粧品など)を


スマホ片手に、必死に探し回るKさん。
本当に律儀で優しいよなぁ....


この余裕、アホ顔の私とは大違い


で、Kさんと解散した後
私は1人でマッサージを90分。


で、「Mang Inasal」で買った
バーベキューで軽く「昼飲み」をしてから






暇潰しにバクラランあたりへ
遊びに行こうか、とも考えましたが


何だか面倒くさくなり
結局はそのまま気持ちよくお昼寝。


しかし、これほど「何も起こらない」
静かな渡比があったでしょうか。


今夜のマカティに─


すべてがかかっています。



つづく。