イップス | 催眠心理療法士のつぶやき

イップス

またしてブログをサボってました。

申し訳ございません。


今回は某漫画の内容にそって書いていきます。

私の中でスポーツに少し絡むことが出てきたこともあり、少し興味深い内容です。


某少年漫画で「主人公が「イップス」になったのを催眠療法で克服していく。」といった内容が出ています。

このマンガの主人公は大リーグのピッチャーで活躍中。
しかしあることがきっかけでイップスになり、スポーツ心理学のカウンセリングを受けることになると言う所。


ところでイップスって皆さんご存知でしょうか?

イップス(Yips):精神的な原因などによりスポーツの動作に支障をきたし、自分の思い通りのプレーができなくなる運動障害のこと。
本来はパットなどへの悪影響を表すゴルフ用語であるが、現在では他のスポーツでも使われるようになっている。

そう、イップスは精神的な部分が影響すると言われているみたいです。
例えば一度失敗をすることにより、次に同じようなことがあると極度に緊張した状態に陥りますよね。
そんなとき、本来の動作がうまくできないようになってしまっているのではないでしょうか?

そこには「頭ではわかっているけど~できない。」といった自分のコントロールを失った状態になっていると思われます。
日頃から訓練をし、何度も繰り返し同じコントロールができるように練習をしているプロでさえ、あることをきっかけにコントロールを失うことになるのです。

私は、普通に生活をしている時にできる悩みとイップスとは程度の差はあるでしょうが、本来の自己コントロールを失った状態という意味では同じことだと私は考えております。

さてこの漫画内で先週号で先生が言った言葉「まずそれを認めて向き合うことから始めない限り、絶対治らない。」ということ。

私も同じことをよくクライアントにも伝えます。

自分の意志でしっかりと自分に向き合うことが出来ない人には私は何もサポートしていくことはできません。

なぜかと言えば、今週号に書いていますが、「「幼少から積み重ねたあらゆる知識や経験に基づいて、自ら潜在意識で操って生きている。」からです。

つまり暗示をかけているのは良くも悪くも自分自身。

その無意識内でのネガティブな自己暗示の反射をどう取り除くかはやはり自分でしかないのです。

私はそのサポートを行なうだけ。


あなたが望む人生を歩むためには、まず必要のない自己暗示をいかに解くかということが重要です。

これは悩み苦しんでいる人だけの問題ではなく、誰もが持っている問題だと私は考えます。

もう一度、自分の本当の声をあなたが感じてみましょう。