2021年9月3日に、最愛の家族(トイプードル/♂)を亡くしました。
名前はナッツです。
2021年の1月から鼻腔内に出来た
「扁平上皮癌」という癌におかされ、
9ヶ月の闘病の末なくなりました。
私はナッツがガンかもしれないと発覚した時から、
何か助けてあげられる手立てはないのか、
獣医さんによっては
新しい解決案を出してくれないのか、
同じ病気にかかった子たちは
どんな症状だったのか、
少しの希望を頼りに、
ありとあらゆる方の論文や記事を読みました。
同じように、扁平上皮癌で苦しんでいるペット、飼い主さんは多いはずです。
ただ、鼻腔内の扁平上皮癌、
にかかる子たちは割合的には少なく
データが本当に少ないんです。
タイミングを逃すと
獣医さんでも助けてはもらえません。
少しでも早く気づいてあげられるよう、
少しでもペットと
飼い主さんが辛い思いをしないよう、
少しでも選択肢が増え、
きちんと大切なペットと向き合えるように
私もここに記事を残します。
※最後に病気がわかる写真を貼っています。
見れない方は、文末でスクロールを止めてくださいね。
2005年の10月10日にナッツは産まれました。
私たちの元へ来たのは
12月で知人から引き取ったこです。
私はその頃小学生で、
とにかく犬が大好きでした。
ナッツが家にくる2ヶ月前にも、
閉店するペットショップで
売れ残ってしまっていたトイプーを
引き取っていたので、我が家のワンコは2匹に。
先に来た子はジャムくんといって、
体格もよく骨太で丸々したこでした。
そのこに比べてナッツは、華奢で小さくて
どれだけご飯をあげても
ガリガリのわんこだったんです。
あまりにも肉付きが悪かったので、
食生活を変えてご飯をあげていくうちに、
なんと9キロまで大きくなりまして・・
肥満というよりは、なぜかサイズも大きくなり
もう見た目はトイではありませんでした。笑
しかもナッツだけに留まらず、なぜかジャムまで大きくなってしまいましたが、、
のびのびさせすぎたのか、なんなのか、、笑
2匹は同じようなタイミングで家に来たので、
仲が悪いように見えても
眠るときは寄り添って寝たり、
どちらかが怒られていると、
片方がもう辞めてあげて
と言いにくるような兄弟のようでした。
そこから13年間は本当に
2匹とも大きなケガも病気もなく
元気すぎるくらい元気に育ってくれました。
13歳になった頃、
ジャムはホルモンが
異常に分泌される病気にかかり、
暴飲・暴食が始まりましたが、
お薬の治療で15歳になる頃には
元の姿に戻ってきました。
しかし、今度は食欲を抑える効果も
そのお薬には含まれていたので
体重が急激に低下し
生死を彷徨うほどまで落ちました。
(成犬時8㌔→3.4㌔)
獣医さんからもご飯食べなかったら
後1週間というところまできましたが、
回復食を懸命にあげ続けた結果、
ジャムは復活しました。
*ホルモン異常の詳細が気になる方はコメントください。お答えいたします。
ジャムがもう立てず、歩けず寝たきりの時、
ナッツはいつも側で
ジャムのことを守ってくれていました。
しかし、ジャムが元気になると同時に、
ナッツの体調がおかしくなってきたんです。
それが2020年の年末頃です。
元々くしゃみをよくする子だったんですが、
頻度がさらに多くなりました。
そして、年が明けた1月のある日、
リビングに降りると
くしゃみで飛び散ったのかな?
というような出血した跡が床にあったんですが
吐血をたまにする子だったので、
また口が切れたのかと思い、
病院にも連れて行きましたが、
その時はいつも通り
止血剤だけもらって帰ってきました。
そこから何もなかったんですが、その翌月、
またくしゃみをした時に血が飛び、
どこからや?と見てみると、
左の鼻の穴からでした。
犬の鼻血の9割は悪性腫瘍の可能性が高いということは知っていたので、
すぐに病院に連れて行きました。
すると、先生からも案の定、
悪性腫瘍の可能性が高いです。と。
ただ病理検査をするとなると、
鼻に大きな注射器をさす必要があり、
検査に出して、結果が出たとして、
この15歳のシニアのわんちゃんに
この先の何を求めるのか。
という話を受けたんです。
リスクを伴って、
全身麻酔をかけて手術をするのか、
度重なる放射線治療を受けさせるのか、
それとも現状を受け入れて少しでもこの子の生活の質を保ってあげる緩和治療をするのか、、
その頃の私たちは全身麻酔は
もう無理だろうと思っていたので、
少しでもナッツが普段通りの生活を送れるようにと最後の緩和治療を選択しました。
(この時の緩和治療は、止血剤・抗生剤・ステロイドでした)
そして3月、4月となってきた頃、
ナッツの鼻の上、目と目の間より少し下くらいが赤くなってきたのを発見します。
通院も2週間に1度通っていましたが、緩和治療なのでほとんど経過観察ですが、
この頃に一度、簡易の血液検査をしてもらい、
獣医の方からは扁平上皮癌の可能性が高いと言われていたんです。
そこから、一気に赤い箇所はスーパーボールのように腫れ上がり、
(ここで最後にトリミングに出してます。顔まわりの毛を短くしてあげた方がいいです)
6月の上旬には腫れた箇所が破裂し、
患部からは浸出液を伴う出血が始まったのです。
この頃から、息が苦しいので
下を向いて寝たり仰向けで寝たり
することができなくなり、
食事もお皿で食べることはもちろん、
噛まないといけないドッグフードや固形物を食べなくなりました。
鼻の上はみるみるうちに大きくなり、
原型がなくなるほど腫れ上がり、
破裂する前まではナッツの表情も豊かでしたが
そこからは疼痛で、痛いのか痒いのか気になるのか、ソファやクッションで
鼻の上を掻いては破れて血塗れになる、の繰り返しでした。
あまりにも可哀想で、
他に手立てはないのか、調べると出てくるんです。
ガンは熱に弱いという性質を
逆手に行う温熱治療や、
自壊してきた部分に
もうず軟膏を塗って瘡蓋を作るなど。
何もしてあげられない悔しさから、
人づてに聞いたガン専門医の方がいる病院にも行き、そこで初めて病理検査を受けました。
本当に太い注射針のようなものを患部の奥の方までさして
数ミリの腫瘍を切り取り出し、検査に出したんです。
そして1週間後に正式に「扁平上皮癌」です、との結果を受けました。
いくら専門医の方とはいえど、
やはりナッツのステージはほぼマックスに
達しており、完治は不可能、
提示された治療方法も変わらず、
・外科手術
・放射線治療
・抗がん剤
・緩和治療
そして
・安楽死
の4つでした。
しかし、外科手術をするにはもう遅く、
ガンはガンだけを取り除く訳ではなく
周囲の組織も取り除く必要があるので、
頭ごと取ることになるから、手術は出来ない、と。
放射線治療は、
最低でも週に3回×1ヶ月〜の全身麻酔、
加えて関西では関空の近くの大学病院でしか行えないので
もうすでに体力の無いナッツが
長距離移動をできるはずもなく、
残すは今まで通りの緩和治療か抗がん剤治療、そして安楽死のどれかでした。
緩和治療じゃダメなんじゃ無いかと、
他にできることがあるんじゃ無いかと
ここまで来たので、
私たちは抗がん剤治療をここで選びました。
ただ、扁平上皮癌は手術・放射線には反応したというデータがあるそうですが、
抗がん剤は100%効くということではなく、
これまでに薬が効いたことのある犬はいる。というようなものなんですね。
副作用も人間のように
酷くもないとのことだったので、
6月中旬から抗がん剤治療に切り替えました。
ちなみに安楽死についてですが、
私は命あるもの最後まで全うするものだという考えが昔からあったので
センターや保健所が行う苦しみが伴うガスでなく
薬によるものだとしても、安楽死はしないと全ての動物に対して思っていました。
ただ、数年前から動物福祉のことを
少し勉強しており
確かに苦しい思いをさせてまで生かすことは人間のエゴかもしれない、
五感を失った動物が、苦しみもがき亡くなることが果たしてその子にとって幸せなのか?と、
そういう考えができるようにもなりました。
ですが、ナッツは人の体温が大好きな子で、
体をピタッとくっつけないと
安心して眠れない、
365日24時間横にいるような子だったので、
きっとナッツは最後まで私たちの側に居たいと願っているだろう。と、
ナッツは早く死にたいだなんて絶対思っていない。と、
ナッツが頑張ってガンと闘うなら、
私たちも一緒に闘う。と、
考えに考え、家族とも相談し、やはり安楽死は行わないという結果を出したのです。
病気や怪我で、
弱っていき苦しんでいるペットを見ることは
本当に辛いことかと思いますが、
獣医に言われたからと安易に安楽死をすることは
おすすめしません。
獣医さんの中にも、命あるもの最後までしっかり向き合うべきだという考えの
先生もたくさんいらっしゃいます。
ナッツはこの安楽死を提示されたとき、
ガンを発症してから6ヶ月で、
扁平上皮癌は大体6ヶ月が余命とされているから考えるべきだと、
この獣医からは言われましたが、
9月まで生きました。
ペットのことをよく1番理解しているのは、
いちばんそばで、いちばん大切にしてきた
飼い主さんしか居ないんです。
どの選択がいいなんて正解はありませんが、
絶対に飼い主さんが後悔しない選択をすることが最善なんだと私は思います。
そして抗がん剤に切り替えてからですが、
体調は基本的には変わりませんでした。
固形物を食べれなくなったナッツの食事は、
病院でもらう回復食や総合栄養食をお水で溶かして、
シリンジで飲ませていましたが、
それも変わらず食べてくれますし
ふわふわで噛みやすいおやつなどは
今までと変わらず食べれるくらい、
嘔吐や下痢の症状もなく、
食生活も変化はありませんでした。
ただ抗がん剤は2日に1回与え続けなければならず、
普通に食事ができる子なら問題ありませんが、
ナッツの場合はシリンジでの食事ですので、
そうなると薬をピンセットで
舌の奥に置いてあげなければ
うまく飲み込めません。
ですがそんなに良いタイミングで
犬が口を開けることもなく、
口を開き押さえて飲ませればいいと
獣医は言いますが
鼻の上が触れるような状態でない犬のどこを押さえるのかと・・・
副作用はなくとも薬を飲むまでの過程が
ナッツにとってはストレスだったと思います。
実際に抗がん剤を始めてから、
ガンが進行するスピードは緩くなりましたが、
止まることはありませんでした。
ゆっくりゆっくり時間をかけてナッツの鼻は、
皮膚が溶け骨が溶け、
目頭は皮膚がなくなることで裂けてしまい
上部に出来た新たな腫瘍のせいで
目を閉じることもできなくなり、
隔膜が乾き傷が付き、亡くなる数日前、
最終的には目の真ん中に穴があきました。
7月頃からは徐々に、
自分で立ち上がれないようになり、
これまで飲めていたお水でさえも自分で飲みにいけなくなりました。
散歩に連れて出ると、自力でトイレはできますが、
やはりふらつきが目立つようになり、
何メートルもは歩けないという状態でした。
ただそんな状態でも、
ナッツが大好きだった大きな公園に連れていくと
キラッキラした笑顔になり頑張ってたくさん歩こうとするんです。
その顔が見たくてナッツが好きだった場所や、
昔住んでいた場所、
よく散歩した場所など、
ありとあらゆる思いでの場所を
ナッツが病気になってからは
よく回るようにしました。
8月に入ると、
患部は完全に崩壊し上から見ると
上顎部分が見えるほどに。
ナッツも歩くことは一切できなくなり、
立たせても2、3秒すると
倒れるほどまで悪化しました。
どれだけ食事を与えても、
全てガンが吸収してしまうので
ナッツへ栄養は回らないんです。
それでも食べれるものや
ナッツが反応してくれるおやつなど
手当たり次第にあげてみましたが、
それもどんどん無くなっていきました。
9月に入り、私は遅めの夏休みを8/31-9/3までとっていたんです。
この4日間は24時間ずっとナッツの側で過ごそうと思い、
起きても寝る時もずっと一緒に生活していました。
9/1は、ナッツの通院日だったので、寝たきりのナッツを連れて病院に向かいました。
体重は3㌔ほどだったと思います。
成犬時、MAX11㌔、昨年までは7-8㌔あった子がです。
5年弱に渡ってうちの子たちを見てくださってた獣医の先生は
(専門医の元へ行き検査したことや
抗がん剤を始めるという相談も、
こちらの今までお世話になっていた
獣医さんとも相談しながら決めていたのです。
その結果、専門医の病院までは
通院が出来なかったので、こちらの病院で
引き続き抗がん剤治療を
行ってもらっていました)
それまでは、もう少し体重上げたいね。
体重あげることを頑張ろう!と
言ってくださってたのですが、
その日は診察室に入るナッツを見て、
たくさん頑張ったね。とただ一言そう仰ってくださいました。
私たちも、お盆のあたりからあと数日。
という現実を覚悟しなければいけない程、
ナッツが弱っているのを日々感じていたので、
みんな涙が止まらない、そんな最後の診察でした。
お家に帰っても、ナッツはもう全く動きません。
数週間前までは自分で立ててたのに、
数日前まではトイレ!と声をかけてくれて
おやつも美味しそうに食べてくれてたのに。
もしかしたら、来週、今週、はたまた明日、明後日にはお迎えがくるかもしれない、
そんな状態でした。
私はもう動けないナッツを連れて、
ナッツがずっと好きだった場所や
思い出の場所に行き「ありがとう。最後やでー」とたくさんお話しました。
1日、2日と日が過ぎるにつれて、
ナッツは更に弱っていくのを感じました。
9/2の日は、
それまで食べてくれていたシリンジのご飯も、
お水も食べてはくれるけど、
前日までと比べてかなり減ったんです。
そして夜、ナッツを見ていたら浅い呼吸と深い呼吸を繰り返し出したことに気づきました。
これがいわゆる死期が迫った動物が起こすチェーンストロークス呼吸だったんだと思います。
その呼吸のことも知っていたので、もうあと数時間から数日だと覚悟を決めました。
明日の朝起きて死んでしまっていたらどうしようと思うと全く寝付けず、
ナッツの呼吸の変化で目が冷めるくらいでした。
3日の朝起きるとナッツは息をしててくれました。
ですが、その日はもう朝から
食事も水も全く受け付けず
口元に当てても本当に要らない。と言われたんです。
死の直前は楽に死ぬ為に体を軽くするとよく聞きますが、まさにそうだったんでしょう。
閉じれない目は開いたまま起きているのか、
寝ているのか、
笑っているのか泣いているのか
分からないナッツでしたが、
この4日はずっとソファの上にベッドを置いて寝かせて居たんですね。
(普段はジャムが来ないように、サークルの中にベッドを作って寝かせてました)
私も夜、食事を終えてから
ずっとナッツの隣に座って過ごしていました。
22:15頃、私が少し目を離した際、
母がナッツをみて、
「何か変な呼吸してる」と言ってきたので、
見たのですがその時は普通の呼吸だったので、
何だろう?と思いながらもナッツのそばにいました。
夏休みはその日までだったのですが、
事情を理解してくれる会社だったので
あと1日伸ばしてもらおうかと会社の方に連絡をしようと入力をしていた時、
ナッツに呼ばれたんです。
ナッツを見ると、「ハァッ ハァッ ハァッ」と
いつもとは違う荒い息づかい、
おかしいと感じ、優しく「ナッツ、大丈夫やで」とゆっくりトントンとしてあげると
まるでワニのように口を大きく開けてカクッと戻る、また大きく開けてカクッと戻る
呼吸に変わりました。
もう危ない!と母を呼びつけましたが、ナッツは私がトントンとしている手の中で
静かにピタリと心臓が止まったのです。22:35分頃でした。
遅れて来た母がまだ動いてるやん!
と言いましたが、
心臓が自分の手の中で止まったので、死んだ、ということを受け入れるしかありませんでした。
確かに、一度だけ呼吸を返しましたが、心臓が止まったあとに起こる現象です。
泣き崩れ、1時間程ナッツの側を離れることが出来ませんでしたが
ふと我に返った時、「ナッツ頑張ったなあ、、」「これで痛みからも苦しみからも空腹からも解放された」と初めて思えたのです。
地獄のような痛み苦しみ渇き空腹の中、
生かすことが最善だったのか。
悩みもがき続けていた為に、
ナッツが苦しみから解放されたことだけはどこかホッとしたんです。
ナッツが亡くなってから、
近所の方や動物病院から
お花をたくさんいただきました。
お花に囲まれたナッツは幸せそうにも見えました。
そしてすぐ火葬ができなかったので、
ドライアイス屋さんでドライアイスをもらい
8日に綺麗な状態で火葬場に連れて行き、小さくなって一緒お家に帰って来ました。
ここまでがナッツの15年11ヶ月の犬生です。
ここまでなることを、
くしゃみ一つで想像がつきますか?
本当にガンは残酷で腹が立つ病気なんです。
ナッツの細胞がおかしくなることでガンになり、
ナッツを蝕んでいるガンの正体はナッツの細胞なんですよ。
ナッツが元気な間は、
ナッツにあげたいエネルギーを
全てガン細胞が奪うのに
ナッツが弱っていくと、
何も奪えないガン細胞は一緒に弱まっていくんですよ。
本当にガンとは恨めしいものです。
これまで15年一緒にナッツを形成してくれてた細胞がある日突然敵になるんですから・・
私はナッツの病がひどくなってから、
ナッツが亡くなったあとも
ナッツの為だと思ってしたけど、
もっと知識があってもっと判断が早ければ
早期の間に外科手術で顔は変わってもナッツは助かったかもしれない。と自分を責めました。
ですが、そんな私にある方がこう仰ったんです。
「動物は死んだら終わり。
魂は抜けて天国へのぼるんだよ。
泣いて見つめてる亡骸に
そのこはいないんだから、
もうあなたが苦しむ必要も、
自分を責める必要もないんだよ。
四十九日まではあなたの周りに絶対居てくれる。
あなたが泣いて悲しんでいたら、
天国への道を迷ってしまう。
もう一匹いるなら尚更、
そのこのためにも笑って
生きないといけないんだよ。」と。
つっかえてた何かがさーっと抜けて、
気持ちが楽になりました。
私にとっての第一はジャムやナッツです。
だからこそ、悲しまないことがナッツのためになるなら、してあげないと。と思えたんだと思います。
寂しさや不意に押し寄せる虚しさは、
1ヶ月以上たった今でも毎日のようにあり、
いまだに年始からの表情の移り変わりを写真や動画で見ると涙が溢れてしまいます。
だけど、ナッツは自分の犬生を15年11ヶ月という長い時間、一生懸命生きて、全ての時間を全力で楽しんで来ました。
私の夏休みを知ってか知らずか、
4日間の最後の最後まで頑張って生きてくれました。
私にお別れする時間をくれたのか、
最後のプレゼントかのように、
ギリギリまで頑張ってくれました。
私の人生はこの先もまだまだ続くはずです。
ナッツを見習って最後まで生きなければならない、私の人生が終わった時
ナッツに会えると信じて、
それを楽しみに生きなければならないと思ったんです。
ペットロス、について私が感じたことですが、
ナッツが亡くなるまでは絶対に酷いペットロスに陥ると思っていました。
ただ6月頃、いつ亡くなるか分からない
恐怖を覚えてからは、
ナッツに出来ることは全てしてあげようと、
好きなおやつをたくさんあげたり、
公園に連れて行ったり、
ナッツがして欲しそうなことは全てしてあげました。
そのせいか、ペットを亡くした飼主さんに多い
「もっと好きなおやつをあげればよかった」「もっと側にいてあげればよかった」
「時間を見つけて散歩にいっぱい連れて行けばよかった」などの後悔は私には一つもありませんでした。
ペットロスは、ペットが亡くなるから起こるのではなくて
飼い主さんが心のどこかで思っていたことが出来ず「後悔」が残るから
ペットロスになるのかなと、私は思いました。
ペットが亡くなっても、
人は生きて行かないといけません。
寂しさに浸ってもしまいますが、
それでは私たちの心がもちません。
悲しいけれど、
ペットが生きてる間に自分の心を守る準備もしなければいけないんです。
それがきっとペットロスに陥らずに済む助け舟となるはずです。
私は学生の頃に父を亡くしておりますが、
15年連れ添ったペットを亡くすというのはまた違った痛みでした。
時には赤ちゃん、時には犬、時には友達、
時には仲間、
私が辛い時や暗い気持ちの時には誰よりも1番に気付きそばにいてくれる
そんな存在を亡くすというのは、
本当に計り知れない痛みでした。
扁平上皮癌でどうにか助けたい方や
ペットを亡くされた方が
この記事を読んでくださっているかと思います。
誰かの気持ちが少しでも楽になれていれば幸いです。
私の経験でよければナッツの経緯等もさらに詳しくお伝えします。
ここまで長い文章を読んでいただきありがとうございました。
ーーーーーーーーーーー写真が続きます。
3/31 鼻の上が赤くなってます
4/20 赤かった部分が少し膨らんでいます
6/9 腫れた箇所が裂けだします。
6/15 一週間たたないうちにこの状態へ
7/13 瘡蓋で覆われていますが、
覆われているだけです。
この瘡蓋が取れては出来てを繰り返します。
その間にも内側の癌は進行し、
どんどん鼻は溶かされています。
7/31 最後に公園で立てたナッツ。
8/4 ここからほぼ寝たきりになります
9/3 亡くなる前最後の夜

9/3 亡くなる一時間前、目は閉まらず乾燥、
目脂、鼻からの膿で真っ白になっています。
ナッツ、ありがとう。お疲れさまでした。














