今、夜の9時。



マックに1人でいます。






もうさ。



些細な事よ。



夜ご飯のお鍋の準備してて。



旦那はビール飲みながらテレビ見てて。



息子は部屋で何やらやってて。



ご飯の時間になって。



二階から降りてきた息子と、旦那が。



なんだかよく分からないけど、些細な事で言い合いに。



小競り合いに。



ついには取っ組みあいの大喧嘩に。




なに?なに?



あっという間に胸ぐら掴んで大喧嘩に。



大きな声の怒号と、罵声。



うちのインコちゃんたちも、大興奮。



ついには、うちの子に。



息子「俺って死んだ方がいいかな」



ととばっちりを受ける始末。



「親に平気で死ねとか言う息子、死んだ方がいいよね」



…これは、なんて返せばいいのか…。



息子「カッとなって、すぐ死ねって言って。俺ももう死んだ方がいいかな」



八雲「そこまで追い詰められてたんなら、それは辛かったね」



と、動揺を押し殺しつつ、テンプレのような事を言ってみる。



この時の八雲は、心臓バクバクである。



涙を流し、私の答えを待つ息子。



耐えられなくなって。



八雲「なんて言って欲しいのか、分からないよ」



という私。



八雲「そこまで辛くて後悔してるなら、この先どうすればいいのか自分で考えなよ。パパに死ねと言ってしまったけど、自分にとってパパは大事なのか、死ねばいいと息子に言われてるママの気持ちとか」



息子「ずっと考えてきたよ。何年も。でもずっとこんな人生だから」



八雲「じゃあそこからどうするか、どうしたらいいか考えなよ。自分の人生なんだから」



息子「考えたけど良くならないから諦めたんだよ」



八雲「そう。諦めたんならもう答えは出てるじゃない」



息子「死ねってこと?」



八雲「いやいや…。そう言われたママが、今どう思っているのかとかも考えて、諦めたんでしょ。じゃあそこから先は、質問してくるんじゃないよ」



息子「自分で考えたら死んだ方がいいと思ったんだよ」



八雲「ママは自分の子供がそこまで悩んでるのかと思うと、なんとかしてあげたいと思うし、悲しいし、つらいよ。でもこれはママの気持ちだから。あなたは気づいていない、ママの気持ちだから。でもママは、あなたにどうして欲しいとか言わないよ。あなたの人生だからね」



で、今、マックにいるの。



時刻はもうすぐ22時。悩みながらブログ書いてたらこんな時間に…。



何やってんだ、私。



雨の中、1時間もフラフラ歩いて。



でもすっぴんで、明日も仕事で、1人で飲みに行く度胸もなくて。



実家に助けを求める事も心配かけそうでできない。



1人でカラオケ?



そんな気分でもないし。



友達はみんな家族もちで、夜頼っていける人なんていない。



結構豪雨の中、1人でずーっと歩いて。



マックしか来るとこなかった。



田舎って、こういう時本当に困る。



明るいマックの店内で、泣きそうになるよ。



情けない。



本当に情けない。



上手い返しができない。子育て18年もやってるのに。



分かってるの。



これぐらいの子供たちは、なんでもすぐネガティブに考えるということ。



大人になればどうでもいいような、鼻で流すような出来事を深く考えて、傷つける事を。



死ねとか死ぬとか、簡単に言ってしまう事を。



分かってるの。



上手く返せる母親が必要なの。



ドンと構えてる肝っ玉母さんが必要なの。



馬鹿だなーって笑い飛ばすくらいの豪快な母親が必要なの。



分かってるの。




はあ。



コーヒー、飲んじゃったな…



また、雨の中、1時間かけて帰るか。



行く場所なんて、ないもんな。