*要約
日中関係が改善に向かう中で、中国の成都、西安、武漢など内陸部の都市で大規模な反日デモが相次いで発生。 数千から数万人規模の反日デモは、尖閣諸島沖の漁船衝突事件に抗議して、先週末から発生した。携帯電話のショートメールの呼びかけに応じて大学生を中心に一般住民も加わった。
暴徒化した一部は、日系のスーパーや飲食店を襲撃し、ガラスを割るなどした。日本国旗を焼き払い、日本製自動車を横転させるなどした。
デモは、さらに他の都市にも拡大する様相を見せ、日中関係にとって憂慮すべき事態だ。中国外務省の報道局長が「一部の群衆が日本の誤った言動に対して憤りを表明することは理解できる」と発言。これは、不法行為を助長するような政府の姿勢だ。 内陸部に住む大学生の就職難は深刻だ。都市と地方との経済格差も広がっている。 こうした社会不安に加えて、1980年以降に生まれた若者たちは、江沢民・前政権時代に強化された反日=愛国・民族主義教育を受けており、わずかなきっかけで「反日」に走りやすい。 民主活動家、劉暁波氏にノーベル平和賞の授与が決まり、世界も中国の民主化の動きを注視している。こうした中で、若者たちの不満が、反日から民主化を求める反政府デモに転化する事態を、共産党指導部は最も恐れている。 治安当局が若者たちの不満を和らげるため反日デモを誘導しているのではないか、との見方すら出ているのもこのためだ。今回のデモは、党中央委員会総会の期間と重なって起きた。対日警戒感が根強い軍・党内保守派から党指導部に対して、安易に日本に妥協しないよう、圧力を加えるために仕組まれた可能性も排除できないだろう。
*選んだ理由
これまではその理由と背景がよく理解できていなかったが、「内陸部に住む大学生の就職難は深刻だ。都市と地方との経済格差も広がっている。 こうした社会不安に加えて、1980年以降に生まれた若者たちは、江沢民・前政権時代に強化された反日=愛国・民族主義教育を受けており、わずかなきっかけで「反日」に走りやすい。」から大学生が中心となって起こっていることがわかったからこの記事を選んだ。また、警察が沈静化できないのも驚いた。
*感想
大学生が中心となって反日デモが起こっているようだが、全員が本当に反日意識をもって行っている行為には見えなかった。どちらかというと、ストレス発散をするためにどさくさに紛れて日系のスーパーのショーウインドーなどを破壊している気がした。だから、本当に反日デモというのはバナーや国旗を持ったデモの先頭に立っている一部の者だけだと思った。
*意見・提言
就職難などの社会不安と江沢民について書かれているが、中国人の国民性からしてそんなきれいごとで暴れているわけでは決してないと思う。単に、ストレスの捌け口として暴れているのだからもっとストレートにそこにふれてもいいのではないか?