ワクワクを思い出せ! | じゃむじゃむのコクワガタ採集記

じゃむじゃむのコクワガタ採集記

ど素人から始め、オオクワやヒラタ採集を目指す、へたれ採集記

年末に大人3人で採ってきたクワガタのようちぅが昨日、菌糸ビンの中で、サナギになりました。
 
 
山梨で採ってきたコクワのようちぅですが、蛹室を作った日から写真を撮り続けていたものです。
 
 
大体の個体がコクワと解っていたものの、ヒラタっぽいのと(特にこの幼虫は、ヒラタっぽいのと、ノコっぽいのが混じっていて、判別ラベルも付けていないので、何になるかは蛹になってみるまで解らないのです。
 
 
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前蛹の直前。蛹室が出来ました。 

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お尻のあたりに、まだフンが残っている。

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室内で、まだぐるぐると動いています。

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フンを出して、上を向き始めました。(数日後の事です)
この状態でじっくり観察しましたが、どこをどう見ても、蛹の中身が入っているようには見えない。 
 
体内では、成虫の形をした袋状のものが形成されて、それを体液で膨らませるかのように蛹に変化していくように見える。幼虫時代の皮膚は、蛹になるまでは全くと言って良い程、脱皮するようには見えなかった。 

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夜11時過ぎ、幼虫時代の頭部が割れて、中から蛹の頭部が出てきた。
どう見ても幼虫の頭部に収まっていたようには見えない。
それに、足や大あごなんかは、幼虫のアゴとは全く別の形をしているわけで、、


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徐々に皮を脱いでいく様

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ほら、蛹の足や大アゴなんかは、幼虫の腹部とも言えそうな部分から突然出現しており、やはり体液で蛹袋を膨らませるようなシステムなんだなぁ。。 
 
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そしてサイドに白い線がみえるだろうか?
 
よーく見ると、幼虫の皮も段々薄くなって透けていて、複数の気門だった場所から、お尻にかけて白い糸状のものが見える。
これが、ゴムのように引っ張られていって?(と言う説をどこかで見た)
幼虫の皮が段々と尻尾の方に手繰り寄せられるのだという

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大アゴが見えた。形状から見てもコクワのオスですねぇ 

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幼虫の時の頭部の殻が、ゴムによってお尻まで引き寄せられると脱皮完了です。 

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クネクネと体をよじって、皮を脱いでいくようだ。

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しっかし、そこら中にいる、コクワの蛹化をBlogに載せますかね?
 
 
いいんです!コクワガタ採集記ですから!
天然の、聖地山梨産のコクワガタですから。  

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そうこうしているうちに蛹化の行程がほぼ終了 
 

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16時間後は、もうこんな色になるんですね。
 
羽化までの日数は、オオクワと比べてどうなんでしょうか?
 
 
 
明日は某所に探索に行ってきます。