北海道地方最低賃金審議会(会長・道幸哲也北大大学院教授)は25日、道内の最低賃金を13円引き上げ、667円とするよう北海道労働局長に答申した。引き上げ額は過去10年で最高水準。最低賃金が時給換算した生活保護の額を下回る逆転現象を5年以内に解消することを重視し、大幅引き上げを決めた。
労使からの異議を受け付けて9月10日に再度審議会を開き、変更がなければ10月19日から適用される。
道では最低賃金が生活保護額を53円下回っており、国の中央審議会の答申では逆転現象の解消の目安を「5年程度」としていた。経営側は国の答申を「最大6年」ととらえ10円の引き上げを主張。労働側は3年での解消を目指し、18円の引き上げを求めていた。
逆転現象を解消するには今回と同水準で5年間の引き上げが必要となる。原油や原材料高に苦しむ企業にとっては負担増となり、新たな賃金政策や一層のコスト削減努力が求められる。
記事LINK:日経ネット 北海道版
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ほぼ確定なのかな。それでも667円・・・。なんだかね。バイトじゃないけど、自分がバイトでこの時給だったら、と思うと恐ろしいです。