はじめまして、ケイです。
2月～3月にかけて南米に行ってきた記録(記憶？)を振り返るシリーズ。
ケイの記念すべきブログ一発目は、そんなシリーズの前談にしようと思う。
当時の僕は最後の課題を提出し終え卒業を待っていたわけだが、どうにもじっとしていられない性分で卒業前に遠くへ出かけたくて仕方なかった。今回は思い切った旅行で遠出したかったこともあり、いろいろ迷った挙句、南米を廻ることにした。なぜ南米なのか…まあどうしても南米ではないといけないこともなかったのだが、
・何となくラテンに興味が湧き始めていた(007に出演したアナ・デ・アルマスの影響が大きい)
・コーヒーラブ過ぎて、農園に行ってみたい
・オアハカに行ってみたい(メキシコなので正確には中米になるのだが)
・どうせ遠くに行くなら地球の裏側みたいなところへ行こう
などなど、いろんな思いが合わさった結果、ラテンアメリカを廻ることにしたのだ。
貯めたお金もある程度あったので2か月の期間を予定していたのだが、まあいろいろあって1か月という期間設定になった。
世の中の人がどうやって旅行の計画や準備を進めるのかはよく知らないが、ケイは本当に計画性がなく、余裕をもって事前から準備をするタイプではない。メキシコシティへの航空券も、出発の2週間ほど前に予約をした。ちなみに僕はスーツケースをもちたくない人間であり、できるだけ身軽に動きたい人間である。そういえば、友人と韓国へ3泊旅行に行った際に、普段使いのコールマンのリュックひとつで合流した時にはひどく驚かれたなぁ。今回も登山用のバックパックや耐水シューズ以外は特に買うものもなかった。
みんなは南米へ行こうってなったら、どれくらいのモチベで準備するのだろうか。ケイには良くも悪くも緊張感や危機感というものがないため、まあ何とかなるやろ～って感じで構えてるうちに出発の日になってしまったわけです。もちろん旅行するうえでの最低限の対策意識はもっていますよ！
さて、皆さんは旅行の際に利用する航空会社にこだわりはありのだろうか。別にケイもアライアンスのプレミアム会員であるわけではないし、マイルの上級者でいろんなサービスを使っているわけでもない。むしろ何それって感じですが…
ただ、海外旅行に行くときはできるだけ旅行先の国の航空会社を利用したいというこだわりがある。日本の航空会社は安心安全、何よりスタッフの方を含め日本人が馴染みやすい環境がそろっている。だが僕は日本らしいサービスや心遣い、環境が欲しいとは思っていないため、むしろ移動時間まで異国を感じられる外国の航空会社を利用したいのである。以前どこかへ旅した際の機内食で、"Pork or Beef" という定番のフレーズに応える際に、今回はなにが出てくるんだろうとワクワクして"Beef" と応えたら牛丼が提供されたときには思わずがっかりしてしまった(もちろん牛丼は好きなんだが)。ここで、
「わあ牛丼だ嬉しい」となる人と、「牛丼だなあ」となる人と、僕のように「なんで牛丼やねん」となる人と、おそらく3通りに分かれるだろう。たぶん最後の人は僕を含めてひねくれていると思う、知らんけど。航空会社の皆さん、日本食の提供はせめて帰路だけにしてください…
こちらに手を振るスタッフの皆さん。こういう心遣いをみんな求めているのだろうか。気持ちは嬉しいが、手を振られても正直困るし、こういうものを特別求めているかと言われると…
さて、空港ではいきなり不安な展開に。南米では「日本円？なにそれ？」となってしまうため、事前に日本円を米ドルへ換金してメキシコへ飛ぼうと考えていたのだが、なんと立ち寄った両替所で米ドルが売り切れていたのである。なんでやねん、米ドルなんてみんな使うから切らすなよ。と時間がない中で次の両替所に行くも、ここは長蛇の列。時計と睨めっこして換金が終わるころには登場開始の時間がとうに過ぎ、陸上選手のラストスプリント並みにターミナルを駆け抜けていくとスタッフの女性と目が合った。○○さんですかと尋ねられ、時間になっても現れない僕を探しに来てくれたという。すんません～と言いながら一緒に向かったのだが、ヒールを履いたスタッフの方を走らせるわけにもいかず、でもゆっくり歩くわけでもない、これなら一人で走った方が断然早いわ！というスピードで搭乗口に着き、めでたく滑り込みセーフという感じで搭乗できたのだった。
そういえば、日本での最後の晩餐はフレッシュネスバーガーだった気がする。ここくらいは日本らしいもの食べておけばよかったなあ。
ということで、書きたいことは山ほどあるのだが前談はこれくらいにしておきます。ケイのマシンガントークはこれから本領発揮となりますよ(たぶん)。これからもお付き合いください。まずはメキシコシティに向かいます～🛫