ドイツのメルケル首相は物理学者だという。
ほえ~!日本の安倍首相は、政治家の家からの政治家。
トランプは実業家。
簡単に調べたら、日本の政治家のほとんどが市議会議員とか、議員秘書とかまたは法曹界からの転身の人が多い。
アメリカは実業家が多い。
フランスは、教育者が多いとな。
大学の先生が政治家になんだってね。
アメリカやヨーロッパは元の職業に在籍したまま政治家になれる。
年金なんかも元の職業から出るし、選挙に落ちても元の職業に戻れる。
選挙期間中は休業手当なんかも出るそうな。
一方、日本は元の職をやめて政治家にならなければならない。選挙に落ちても戻れる保障はない。
しっかりと調べた訳ではないので、確かなことではないが、なんとなく日本の政治家をみても、物理学者がいないことはわかる。
選挙に落ちてもその後の職の保障がないのは、世界を狭くしている。
よく政治家が選挙で「命がけのお願いです!!」とか
「背水の陣で、お願いに上がりました!!」
なんて言うのもうなずける。命がけだわこれは。

国を動かしていく者達は、いずれにしても、いろんなスペシャリストがいるべきではないかと思う。
そして、生活とは切り離した、はっきりとした正義感やら、強い信念を発揮できるように、彼らの暮らしの保障も考えるべきではないだろうか。
そろそろトカゲのしっぽきりのような政治批判はやめて、根本的にシステムを変えていかないと、このまま当たり障りのなく、国民の機嫌ばかりみている付和雷同な政治家だけになってしまう。
もうなっているのかも。彼らだって、家族があり生活があるのだ、当たり前だけどね。
誰だってある。
そんな中やらなければならないんだから、発揮しやすいシステムがないとだめでしょ。
「貴様軍人だろ!軍人ならば四の五の言わずに命を捨てて敵に向かうんだ!」
と周りが言って、そのまま突っ込んで死んだら、もっとやり方あったのに馬鹿だなといっているような世界に感じる。形は変わっても心は何も変わっていない

政治家は僕たちが選んだ人達。その人達の批判は僕たちに降りかかる。
僕たちが選んだのだから、僕たちに向けた批判であることも意識すべきだ。
もちろんそれを変えることも僕たちにはできる。
それが民主主義。
政治家を独立した悪代官に仕立て上げ、「助さん格さんやっておしまいなさい!」
とけしかける、全国総黄門様時代。
まずはそもそもどんどん出てくる悪代官をなんとかしなければいけないでしょ、黄門様〜
そんな勧善懲悪の世界を描き出してくるテレビの世界に気をつけよう。
本当の悪も本当の善もこの世にはない。
みんな大好き勧善懲悪は一瞬の心地よさとお金のにおいだけしか振りまかない。
テレビは視聴率だけが善の世界。
僕たちの未来のことなんか、全く考えてはいない。
僕たちの欲望のことしか考えてはいないのだ。
いろんな世界のスペシャリストの方に立候補してもらい、この国を形作ってもらいたいなぁ~。