○二日目 2017/9/17_part1
さて問題の二日目。
日本のホテルでもそうだが、初めての場所は落ち着かないこともあり
夜中にちょくちょく起きたりしてしまう。
何度か寝たり起きたりを繰り返しながら、朝食の7時半までボーとする。
早朝にも関わらずインドでは車のクラクションの音が時々聞こえてくる。
割と騒がしい気配が部屋の中まで伝わってくる。
朝食では昨日の女性と会う。
「寝れましたか?」とか「昨日はあの後どこかいきましたか?」みたいな会話をする。
すごく喋る人だったので、やや押され気味になっていたようだ(笑)
女性はこの後次の場所(ジャイプールだったか)へ向かうためこの日でお別れ。お互いの旅の無事を祈る。
私はとりあえずニューデリー駅に行き、シゲタトラベルでアーグラー行きのチケット手配をしてもらうべく8時半ごろに出発。
歩いて駅まで行くのが不安だったのでホテルのロビーでタクシーを呼んでもらえるか聞いたが
微妙に英語が通じていないのか呼んでもらうことができなかった。
外を見ているとリキシャがバシバシ通っていたので、歩きながら捕まえることにする。
思っていたよりリキシャの客引きがまったくなく、しばらく歩いていると物乞いの子供たちに囲まれる。
別に怖いわけではないが、そもそもお金をあげるつもりもなく、いつ離れていってくれるかわからないので
近寄ってきたリキシャに声を掛けニューデリー駅に向かってもらうことにした。
乗る前に値段を尋ねると200ルピーと言われたのでそれで合意する。
事前に調べた情報だと割高と思われるが早く移動したい状況だったため仕方がない。
ここで捕まえたリキシャのおじさんもいろいろと話しかけてくれたが
ちゃんとした意思疎通ができているか不明なままニューデリー駅に到着。
日中の街並みは初日に感じたよりもずっとカオスだった。メインバザールと道路を隔てた反対側にきてしまったためどうやって向こう側へ渡ればいいのかさっぱりわからないレベルの交通量だったし信号がないため車の列がほとんど途切れない。
ウロウロした後、ほかの人についてようやく反対側へ渡り、メインバザールの通りにでる。
最初はよくわからない細い通りに入ったがなんとかメインバザールにたどり着けた。
細い通りは薄暗くものすごく怖い。ここがメインバザールだったらソッコーで日本に帰ってたと思う。。
メインバザールといっても想像していたような所では全然なく、店の標識とかもわかりずらい。
おまけにどこでスリとかが狙っているかわからないので警戒して歩かなきゃと気になっていたため写真を撮る心の余裕ももちろんない。
しばらく歩いているといろいろと声を掛けられる。
油断があったのか、「あなたの髪型かっこいいね!」みたいなことを言ってきた人とちょっと会話をしたところみごろに捕まる。
「インド初めてでプランも決まっていないならすぐそこに政府運営のツアリストインフォメーションがある、連れて行ってあげるよ」という話になった。
もちろんこんなところに政府運営のツアリストインフォメーションが無いことは地球の歩き方で知っていたが断れない(正確にはどう断ればいいのかわからない)状況だったので着いていくことに。
案の定閑散とした場所でGabament turist infoと看板には書いてあった(ように見えた)が違うだろうなぁと思った。
中に案内され席に座らせられると「いつ帰る?」とか「タージマハール行きたい?」とか聞かれる。馬鹿正直に回答していき、帰国までの3日間のプランを考えてくれた。
「今日はデリー市内をプラプラしよう、明日はアーグラーに日帰りで行こう、
最終日は飛行機までの時間でデリー市内をプラプラしよう」となる。
値段は占めて40000ルピー。日本円に換算すると約八万円。高い高すぎる!!
安くしてと伝えると35000ルピーにしてくれた。ノープランで歩き回るよりはいいかと相変わらず油断して契約することにした。現金を持ち合わせていないのでクレジットカードで支払うことに。なぜか2回カードの暗証番号を入力させられた(気がした)ことで不信感がより高まる。
詳しく書くときりがないが、彼らはこちらを安心されるような言葉をいろいろと言ってきた。
政府公認の旅行所だからとか(壁にかけられている認定証のようなものを見せられる)、
日本人も他に来ている(日本人が契約した紙を見せられる)などなど。
その後店の前にいたドライバーとともに観光がスタートした。
とりあえずラール・キラーへ向かう。
意外にも親切にドライバーのおじさんはチケット売り場までは着いてきてくれた。
高いツアー代を払っているにも関わらずこういった入場料はすべて自分で支払うことに。
おまけにガイドもいない。この辺が非正規のぼったくりツアーといったところか。
ラール・キラーの中に入ってからは一人なので細々と観光。
結構日本人の一人旅行者もいることにちょっと安心。
ドライバーのおじさんは律儀に入場口の近くで待っていてくれた。
(↓ラール・キラー 観光客で賑わっていた)
この後ガンディー記念博物館⇒お昼(カレー)⇒クトゥブ・ミーナール⇒ロータス・テンプルと
ドライバーのおじさんが連れて行ってくれた。
ロータス・テンプルに行く前に「疲れたのでこれ見終わったらホテルに帰りたい」とひたすら伝えたが「インドに来たならインド門と~(なんて言ってたか忘れた)を見ないといけない」と言って
なかなかホテルに返してくれそうな気配がなかった。
さすがに命までは奪われないだろうという気はしていたもののこのままどこか
訳のわからない場所へ連れて行かれるのではないかという不安が一層募ってきた。
幸か不幸かわかならないが、ロータス・テンプルを見終わりドライバーのおじさんが
待っていると思われる駐車場に行くも彼の姿は見つからない。
何度か往復するも見つからないので不安に(この間に水を買ったらおつりをちょろめかされた…)
まあいつまでもうろうろしていても仕方がないので自力でリキシャを捕まえてホテルに戻ることに。
運がいいことに捕まえたリキシャの運転手はいい人で、とりあえずニューデリー駅まで300ルピーで行ってくれることになった。(相変わらず会話は英語のため噛み合わない…)
道中で思い切ってホテルまで行けるか聞いたら、問題ないというのでホテルまで行ってもらうことにした。
リキシャの運転手さんは実際ホテルの場所を知らなかったようでニューデリー駅前の旅行会社みたいなところで場所の聞き込みをしてくれ、無事にホテルに到着できた。
とっても助かったので100ルピー多めに渡す。
(↓クトゥブ・ミーナール ミステリアスな空気感は一人で見ても楽しかった)
長くなったのでpart2へ続く
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