今回購入したアンティークカップ&ソーサーは、「コールポート、ジョン・ローズ&Co(イギリス)」の品物



時代は1820年頃か。同社の開発した無鉛長石釉白磁で製造され、厚みのある重い磁胎でできている。形はロンドン・シェイプのヴァリエーションで、口縁がラッパ状に開いた「フレア・タイプ」



装飾に目を移すとコバルトに金彩でヴァイン(葡萄)が象徴的に描かれ、白抜きされたメダリオンには上質な花絵。またカップとソーサーのエッジはクリーム色が塗られ、金彩はアルファベットの「C」をデザイン化した「ロココCスクロール」と小花をパターン化したものが描かれている



夜明けの金星 消えゆく空はコバルトとは名曲「コバルトアワー」の言葉。朝焼け前の短い時間に見える強く明るい青。そのコバルトに高品質な金彩が豪華に描かれメダリオンが引き立てられている



他に本品で特筆すべきはコンディション。カップ外側のヴァイン装飾に少しだけ金彩の薄れがあるが、トータルのコンディションは大変よい。ほぼ未使用と思われる



200年の時を経てもコバルトブルーは色褪せない。




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※ 和田泰志先生の御著書を参照させて頂きました










新橋の鮨屋「しみづ」に行った


実はその前に新宿の中村屋で牡蠣カレーを食べたのだが

なぜか鮨が食べたくなり新橋へ



電話をすると一席だけ運良く空いていた

カウンターに座りビールをたのむ

つまみでヒラメとタコを切ってもらう


しっとりとしたヒラメは旨みが十分

茹でたタコは栗の花の香りがほのかにするから不思議だ

鮨屋のつまみはこの組み合わせがベスト

夏場はヒラメがカレイにかわるだけ



お茶に切り替え握ってもらう

赤身、中トロ、コハダを二巻、

すみイカ、赤貝、いくら、穴子

かっぱ巻き

デザート替わりに玉子焼き



なにを食べても旨い

酢飯はとても硬派だが鮨自体は年々ソフトになっている

しみづの鮨は進化し続ける



師走中旬

今宵の月はなぜか赤いのであった









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白磁にターコイズブルーと金彩を使ったカップ&ソーサー。金彩面が凹面になったフルート装飾で、カップは「ハミルトン・フルート」と呼ばれる形である。様式はネオクラシック様式(新古典主義)に分類される。



19世紀中頃、革命勃発から60年を経たフランスではナポレオン1世は既に没し、帝政と共和政が繰り返されていた。しかしナポレオンが好んだネオクラシック様式(新古典主義)はヨーロッパにおける絵画や彫刻のみならず工芸にも大きく影響していた。(イギリス ダヴェンポート窯1850年製造 No.2567



個人的には配色がパリオペラ座(ガルニエ宮)の屋根を連想させると思うが(?)、ガルニエ宮が完成するのは1875年で25年も先の事であった。



ダヴェンポート窯はガラス製品の製造販売もやっており、ピーク時の従業員は1400人に達し、他の欧州各国やニューヨークにも支店を出す英国最大級の企業であった。またスタッフォードシャーの工場は3交代制で24時間稼動していた。



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