暑い。





授業のときに先生に、「日本には四季があるでしょ?フィリピンにもあるのよ。知ってる?」


といわれ「えぇ?!そうなの?」と驚いたら、いたずらっぽい顔で、


「暑い、とても暑い、ものすごく暑い、死ぬほど暑い。の四つ。」とジョークを言われたことがある。





今、「ものすごく暑い。」くらいの時期だと思う。


温度計みたことないから体感温度で30℃くらい?と思っていたんだけど、ネットで天気予報をみたら


最高気温が35、6℃ということが判明。


めちゃくちゃ暑い!





日本じゃエアコン使う習慣あまりなかったけど、いやいやこっちじゃ無理ですから。


5月に入ったくらいから、毎日夜通しエアコンを使う日々。


寮に滞在している生徒さんたちは電気代自己負担なので、帰国前にメーターチェックして支払いしてもらいます。


こっちは電気代が高い(日本並みかそれ以上)ので、節電の為、生徒さん達はエアコンの効いている自習室で勉強したりネットしたりしてるんですが。


私たち現地スタッフは学校が負担してくれるので遠慮なく使ってました。ら・・・・


先日ミスターXから緊急呼び出しされた私とハンナ。


「問題発生だ・・・。女性寮の電気代が2倍になってる・・・。」とのこと。


「毎晩エアコン使ってるの?」と聞かれ、「はい!」と言ったら、「やめてくれ・・・。毎晩はやめてくれ・・・」


と懇願だれたという(笑)


最初は「メーターおかしいんじゃないですか?」と言ってみたものの、男性の生徒さん達に聞いてみると


みんなエアコン使ってなかった!!!驚き。





で結局、「月の電気代が1000ペソ超えたら、超えた分は自己負担ね。」ってことになりました・・・。ぐすん。


自分の部屋のメーター見て確認してみたら、わたしすでに1500ペソなんですけど!





てことでここ最近エアコン使わないようにしてます。


死にかけてます。


夜も暑くて何度も目覚め、朝には汗だくでシャワーがかかせません。


私は道産子です。事務所でも1番最初にエアコンのリモコンに手を伸ばします。


エアコンなしじゃ生きられないよー。


汗かくせいで腕に湿疹でてきたし。(毎年夏になると出る)





あー。あつい。





昨日、ピックアップした生徒さん、70代の男性。


会った瞬間気づきました。





北海道訛りだ!!!





「あんねぇ、待ち合わせ場所がなんぼ見てもわかんなかったんだわ。」





聞いてみると、やっぱり!北海道の方。


しかも私の地元と近い!同じ管内の人でした。


日本人にもあまり会わないこの国で、北海道の人に会ったのなんて初めて!


すっごく嬉しくなってしまいました。


北海道は東北とかに比べてあまり方言(訛り)がないと言われていますが、


やっぱイントネーションが違うので私にはわかります。


北海道弁が懐かしくなりました。







昨夜は職場の人とお食事会でした。




 




その日の昼にミスターXに、「今日ゆきんことハンナ(韓国人スタッフ)で、レイチェル先生とマリー先生と食事に行って。」と言われ急遽決まり。




「いいですけど、なんで?なんで私、彼女たちと食事行くの?」と言ったら、




「理由が必要なの?!」と大層驚かれました。




「いやいや、そうじゃないけど、レイチェルはまだしも、マリー先生1度も話したことないし・・。」と言ったら、




「いろんな人とリレーションシップをとって、いい経験になるから!」と言われました。




この2人の先生には、日系企業相手の大きなプロジェクトに参加してもらってるのでご褒美で食事に連れていく




約束をしてたそうです。




私とハンナも連れて行ってくれたのは、いつも中国人生徒のモモを含め3人でばかり行動しているので




フィリピン人と交流する機会を作ってくれたんだと思います。ほんといい人。ミスターX。







 




話しは変わって、この日の朝、ちょっとしたトラブルがありました。




 




クラスのスケジュール(先生のコントロール)を担当しているスヌーピーとレイチェル先生が揉めました。




日本人生徒に関することなので私も関わっていたのですが・・・。




朝バルコニーで休憩していたらレイチェル先生がやって来て、泣きだしました。




ちょっと汚い言葉を口走り、怒りながら泣いているので、私に怒ってるのかと思ってビクビク。(笑)




ちなみにレイチェルは体格がよくて陽気で気が強いです。




 




よく話しを聞いてみると、スヌーピーが、レイチェルがクラススケジュールの変更を彼女の判断でしたことに怒ったらしいです。彼女は生徒さんに相談されて、他の先生との架け橋になってくれたんです。私もそれは知っていました。




 




その騒動の後、ミスターX統括のもと緊急スタッフミーティングが開かれ、




「クラスに関わることはすべてスヌーピーに言うこと。」とお達しがだされました。




 




ここで納得がいかなかったのが私。




 




実はここ1ヶ月くらいずーっと、スヌーピーには思うところあってストレス溜めていました。




スヌーピーは仕事しません。




大事なこと言ってもすぐ忘れます。




生徒さんの先生とかレッスンの時間いきなり変えたりするし、生徒さんのこと考えてません。




信頼できないから、大事なことはいつもライアンに伝えて、ライアンが何度も何度もスヌーピーに伝えたりしてくれていました。




 




ミーティングのあと、ミスターXのデスクに言って「ちょっとお話しがあります」




と言って全部話しました。




「スヌーピーがヘッドティーチャーなのはわかってます。でも、彼はあてにならなさすぎる。




何か伝えてもいつも忘れちゃうし、何か聞いても答えが返ってこない。だからいっつもライアンに頼んで




ライアンばっかり忙しくなって。日本人の生徒さんのスケジュール変えるのだって、納得いかない。




生徒さんは気をつかっていいですよって言ってくれるけど、本当は嫌だと思います。




それぞれ先生と信頼関係を築いているのに、急に変えるのは日本人向きじゃない。




しかもスヌーピーは理由を言わない。それが1番だめ。私は生徒さんに説明しなきゃいけないんです。




理由を言ってもらわなきゃこまる。」と、積もっていたスヌーピーへの不満と不信感をぶちまけました。




 




ミスターXはメモをとりながら真剣に聞いてくれて、「わかった。僕がスヌーピーの仕事のやり方改めさせるから。」




「ストレスがあったら、僕に言って。自分の中にキープしないで、いつでもオープンにするんだよ!」と言ってくれました。


めちゃいい男、ミスターX。


英語力も危ういのに結構大事な仕事やらざるを得なくて、綱渡りの私とハンナ。


そんな私達をいつも守ってくれてます。時に突き放され、時に厳しく課題を出されながら(笑)


私とハンナのお父さんみたいな存在です。