当『超入門』コーナーでは、アメブロデザインカスタマイズのいろはのいについて解説したいと思います。初級・中級・上級者へとステップアップしてゆくための基礎の基礎固めに役立つ記事になるように努力します!
今回は少し眠たいお話になるかも知れません。だけど、「HTMLとCSSって何?」「どうやって覚えればいいの?」というテーマについて一定のケリをつけるためには、少し辛抱していただいてもその値打ちがあるのではないかと思います。
私の場合、何かを参考書にしてそれをベースに書きすすめるというタイプではございませんので、結構独自な考え方かも知れません。ひたすらPCに向かい続けて15年以上… いろいろな遠回りを結構してきましたので、「これがツボでしょう!」という話に絞ってしたいと思っています。
この記事で言いたいこと
先に、この記事でいいたいポイントをまとめておきます。
- HTMLもCSSも、基本の考え方が分かっていれば、憶える必要はない
- HTMLとCSSを学ぶうえでの秘策をご紹介する
この2点です。できるだけ単純にお話したいと思います。
HTMLとCSSって何?
「HTMLとCSSって何?」 という話をしだすと眠たくなりますので、前回の記事:「なぜデザインの変更ができるのか?」 の内容程度のことが何となく分かっていれば問題ないんじゃないかと思います。つまり、HTMLはウェブのページを記述するための決まりごと、CSSはページの見栄えを調整する方法だと思っておけばいいと思います。
大切なのは、その規格がW3Cによって決められているということかと思います。ですので、HTMLを憶えるということは、W3Cの定めた規格を憶えるということになるのですが、それは非常に困難な作業(笑)となります。なぜなら、たくさんの規格があり、新しい規格は古い規格をベースにしているかと思うと、まったく新しい点があったりして、非常にややこしい。おまけにすでに標準化されたものもあれば、まだ作成中のものもある。
アメブロはまだ作成中のHTML5という新しい規格で書かれていますので、将来的に廃止・変更される可能性のあるタグも使われていて、これを覚えようとするとますます頭は混乱してくるんじゃないかと思います。
ですので、それ(ウェブサイトのデザイン・制作等)でお金を稼ごうという方以外、間違っててもいいからいいとこ取りする。という考え方で望むのがいいと思います
バイブル
ですが、これから少しずつでも勉強しようと思えば、やはり教科書が必要になります。また、こんな話をしたのですから、どの規格を勉強したらいいかということも言っておかなくてはいけないような気もします。
で、思い返せば、私は昔ここで間違ったんですね。適当な教科書を買ってひと通り読みはしましたが、それだけでは覚えられませんでした。ディレクターという職種柄、自分でHTMLを書くことは多くなかったのですが、少しずつクリエイターのつくったHTMLをチェックするようにもなった。それで知ったんですよね。ほとんどのウェブクリエイターが、ちゃんとHTMLを書けていないことに。
もう10年程度前のことですが、ウェブビジネスをするのにそれほど大切なことではなかったんです、当時は。いまは違うとは思いますけどね。
そんな時に出会ったのが、以下の本
- ユニバーサルHTML/XHTML/神崎 正英
- ¥2,310
- Amazon.co.jp
残念ながら、2004年に第4刷が出て以来刷られていないようで、もう中古本以外手に入らないみたいですが、ご安心ください!
著者である神崎正英さんのサイト『The Web KANZAKI 』中の「ごく簡単なHTMLの説明 」がその元ネタで、WEBで読むことができます。
私はこの本を手にして1月と経たずして、HTMLを書いてお金をいただいて仕事ができる自負をもてるようになりました。以来、新しい規格が出ようがまったく慌てることはありません。
本もウェブも、少し眠たくなるかも知れませんが、ややこしいウェブの規格の世界への超入門書となっています。すごくやさしく、順序を追って説明してくれています。
これを読めば、HTMLって簡単なんだと思えるようになるとともに、正しくHTMLを学んでいけるようになるんじゃないかと思います。読んでいただければ分かると思いますが、憶えることはほとんどなく、HTMLがすごく身近に感じられるようになると思います。
HTMLとCSSを勉強するうえでの秘策
HTMLなんて、その基本的な考え方が分かっていれば、憶える必要はないんです。忘れたらググッて調べればいいですし、適当に買った参考書をひもといてもいい。
アメブロもHTML5だからと言って構える必要はありません。面白そうだと思えば使ってみればいいんです。
HTMLやCSSを勉強したいと思われる方は、「ごく簡単なHTMLの説明 」をまず読んでみる。これがHTMLとCSSを勉強するうえでの秘策です。
そしてとにかくHTMLとCSSを使ってみて、いいとこ取りをしてみてください!