魔女が居座る本当の理由 | チャクサルチキン大阪のブログ

チャクサルチキン大阪のブログ

ブログの説明を入力します。

10/17〜ハロウィン当日まで
チキン1匹をご注文いただいたお客様に、チャミスル1本プレゼント‼︎

チャクサルはハロウィンまで魔女がいます。

先日、オープン前の仕込み中に玄関の扉が開いたので見に行くと、小さな年老いた魔女がポツンと立っていました。

『美味しい香りのする方に導かれて来たらこの店に辿り着いた。この匂いの正体は何だ。』と魔女が聞いてきたので、チャクサルチキンをお出しし、食べてもらいました。

どうやらチキンを気に入ったようで、ずっと居座り続けています。

それからというもの、私には慣れてきたのでアレコレと頼み事ばかりしてきますが、人見知りが激しい魔女なので、お客様が来るとパッと姿を消してしまいます。

お客様の邪魔をしなければまぁいいかと、そのまま転がり込んできたことは許していますが…
オープン準備で明かりをつけようとすると『明るいのは嫌いだ』と、すぐさま魔法でライトを消してしまいます。
『これではお客様をお迎え出来ません。』とお伝えすると、渋々、少しのライトとキャンドルを灯すことを承諾してくれました。

{7448C12E-7839-4CBE-91B9-69F5A2D7E730}

だいぶ暗くなっていて

『お手洗いだけは怖いので、どうにか明かりをつけてください。』と魔女にお願いして明るくしてもらってらいますが、あまりお気に召していない様子…
いつ暗くされるかわかりません。

また、毎日のように魔女のご友人のミスターパンプキン、コウモリ夫人、双子のガイコツ男爵、黒猫大和さんをチャクサルに呼び出すので、今やチャクサルは魔女グループの溜まり場となっています。

閉店後も皆さん帰らないでずっといるので『何をしているんだろう…』と気になり、先に帰るフリをして窓からこっそり覗いてみると、冷蔵庫から飲み物を出してチャミスルを飲んだり、チキンを食べたり、みんなでパーティーをしていました。

朝、店に行くと毎日チャミスルの空瓶や汚れたお皿が積み上げられていて、開店準備の掃除がとても大変です。

『せめて片付けてください。』と魔女にお願いしたところ、魔女は『チャミスルはとても早く酔いがまわるので、いつの間にか寝てしまう。私が作るブドウ酒より強い酒だ。』と言い訳をして、オープンまでずっとソファーで寝ています。

あまりに態度が悪く腹が立ったので『皆さんの飲食代はツケているので、帰る時にはすべて請求しますからね‼︎』と魔女に怒りをぶつけたら『人間が使うお金なんて持ってないよ。そんな紙切れより、魔法を教えてやるからそれで勘弁しな。で、何を教えてほしいんだい⁇あんたは前から魔法を教えてくださいと顔に書いてあるよ。』と言われて図星だったので、『じゃあ、空を飛ぶ方法。』と即答しました。

魔女は『容易い御用だね。』と言い、魔女の持っていたホウキを私に渡し、パパっとコツだけ教えてくれました。

あのキキでさえ、空飛ぶ魔法はかなり練習したのですから相当の努力が必要です。
魔女に教えてもらってから、毎日オープン前に近所の堀江公園で練習していました。

ある時、バランスを崩して地面に落ちてしまいました。最悪なことに、その衝撃で魔女から借りていたホウキを折ってしまいました。
しかし、魔女と似ているホウキがUSJにあったことを思い出したので、翌日朝早くに『ニンバス2000』のホウキをUSJに買いに行き、ソッと寝ている魔女のそばに置いておきました。
しかし、値段のタグを外し忘れてすぐにバレてしまいました…

『弁償する。』と魔女に謝ると『それならそのお金でここに来たお客さんにチャミスルをプレゼントしたらいいじゃないか。紙切れなんかもらうよりその方がずっといい。』

ということで…

明日からハロウィン当日まで、チキン1匹をご注文いただいたお客様には、魔女からチャミスル1本プレゼント‼︎

ご注文時に
『チャミスルください。』とスタッフにお伝えください。

いつもはチャミスルグラスをご提供しておりますが、魔女が帰るまでは魔女ご愛用のスカルグラスでお楽しみください。

{8B3FC416-F6E0-44EE-B2E4-4599365A34C0}



添付写真は、お酌上手のガイコツ男爵。
飲ませ上手で、魔女はいつも飲まされ酔っています。

しかし『魔女が酔っているのはチャミスルではなく、初恋相手に似ているこの男だよ。』と魔女が居座っている本当の理由をコウモリ夫人がこっそり教えてくれました。
魔女の初恋相手がリダにそっくりなんだとか…
だから、リダに囲まれているこの空間が大好きだそうです‼︎ㅋㅋㅋ