今朝、夢の中で、「あなたの長い手だけが頼りです」という、ちょっと意味深な手紙を母親(60代)からもらいました。そんな敬老の日にちょっとだけ考えてます、親孝行。

我が家は祖父母が全員他界しているので、「ありがとう」を伝えるなら、両親になるのでしょうか? でも60代って「老」なのかしら? 今の時代の60代って自分が小学生だったときに祖父母が60代だった頃よりも若いイメージがありますがどうなんでしょう?

広義に解釈して、「年上を敬う日」とすれば違和感はないのでしょうけども。

そんな日に、ちょっと浮かんだ1冊。

新「親孝行」術 (宝島社新書)/みうら じゅん

¥756
Amazon.co.jp

本書の内容はとっても明快。「親孝行とは『プレイ』である」と。

一読した際には、「ふざけてるの?」って思ったけど、著者の心底には「親は大切にしないとけない」という気持ちがある。でも、なかなか行動に移せない。だから「『子』としての自分を『演じる』」ところから「親孝行」のとっかかりをつくろうってわけですね。

著者も書いてるけど、「演じる」ことは悪ではないと思います。最終的に「本物」に昇華していけたならそれが理想でしょ。

「敬老の日」に両親の顔が浮かぶようになったというのは、きっと自分は「親はもう若くない」と思ってるわけですな。長くても残り数十年といったところでしょうか。

子として親に何を与えられるか考えさせられますし、人生の選択にも影響されそうです・・・。
ずっとスマホが気になっています。

外出先で長文のメモを書き、それをブログなどにあげることが多い自分。そんなときに直接Webに接続して、オンラインで編集してこうかいなんてのがモバイルからできたらいいのになあとずっと思ってました。

AppleのiPhoneも、SonyEricssonののXperia もネット接続は従来の携帯より、PCライクに使えますよね。その他のメーカーのキャリアも気になります。毎回新製品が出るたびに、国内のやつは実機さわったり、海外の端末もレビュー読んだりして、気がつくと、その手の話題にちょっとばかり詳しくなっている感じもするのです。

米国ではWimax搭載のこんなやつも売られていて、実はこれが一番欲しかったりします。画面がでかいのがいいですね。


■超ッ速、デカ画面の未発売Android端末 iPhoneにはもう戻れない! HTC EVO 4Gを使ってみた

http://www.atmarkit.co.jp/news/201005/26/evo.html

でも、日本では使えないんだよね。


あとは、これもちょっと気になる。

■HTC、Android 2.2スマートフォン「Desire HD」と「Desire Z」を発表

http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1009/15/news107.html

現行最新型はソフトバンクが出しているので、後継機も同じ会社からかな?



でも、これらのタッチパネル型のスマホに共通する不満があって、それは長文が書きにくいということ。今自分はこの文書をPCから書いてるのですが、この文量を書こうとすると、スマホからはとってもやりにくいです。なぜ書きにくいのか?

第一に、入力中に、画面の半分がタッチパネルで占められちゃうのが原因でしょうね。当然文章全体が表示されなくなり、自分が書いてる内容を確認するために、指で2、3回スクロールして、戻らなきゃいけない。そのときに思考が中断される。

第二に、文字入力が1文字1文字を入力してる感じがして、結構時間がかかる。これも思考が中断される感じ(笑)

自分の場合、もとから文章を書きながら整理していく癖があって、文章作成中にセンテンスの順番入れ替えたり、話題が一貫性を保つように、不要になった部分を削除して、流れを整えたりってことを何度も繰り返してます。きっとそういう人は多いだろうけど、自分は人の比じゃないくらい、それが多い。

だから、入力中の文章を手短に確認できないとつらい。

それならばキーボード搭載型のやつにすれば、入力中は画面が確認できるんじゃないかとも思いました。でも、大概この手のキーボード、入力するのに、指でプッシュしなくちゃいけない。タップして軽やかに入力してさらさら書けそうな感じがしないのです。

そこで、この夏にauから出たIS01という機種にちょっと注目してます。


■写真で解説する「IS01」(ソフトウェア編)

http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1003/31/news017_2.html


画面がここまで大きければ申し分ないですね。オンラインでブログ入力しているときも、Webページの全体像が表示されるので、自分が何を入力しているか確認しつつ、文章作成できる。そして、キーボードのタッピングがとってもしやすく、考えながら文章を書いていける。トラックボールでカーソルの移動もスイスイできるので、カットやペーストも簡単にできます。また、画面の大きさを変えると文字のフォントも変わるので、文章量が増えても全体が確認しやすいですね。

それでも、今まで自分が機種変しなかったのには理由があります。ここまでいくとさすがに電話としては大き過ぎるかな。そうなると電話は今の端末を継続する必要がある。そして結果として毎月の機種代割賦と、1台目の電話通話料がかかるという理由からです。

(また、文字入力とは関係ないけど、ボディのフォルムがあまりスタイリッシュじゃないのもちょっと残念・・・。)

普通に買うと機種台だけで3万円はするんですよ~。それならもうスマホで長文を打つという考えは捨てて、小さなネットブック買って持ち歩いたほうがいいかな~なんても考えてたんですね。

ところが・・・、先日我が家の近くでキャンペーンをやっているのを発見。「店舗の割引で、機種代が0円です。さらに毎月の定額料金は、ISの2年間の特別割引使えば、かからないですよ~」とのこと。

ためしに使ってみるのも悪くないかな~と思って、エントリーだけしてきました。10名限定なのでもしかしたら選から漏れて、割引適用にはならないかもしれませんけどね。
お久しぶりです。
ここ数日のあいだに東京はすっかり秋めいて来た気がします。

さてさて、今回はちょっと興味のある新聞記事を見つけましたので、紹介します。
イギリスのバッキンガム宮殿のあの「無口な」兵隊さんがかぶる帽子についてです。

この帽子、原料はなんと「クマの毛皮」だそうです。(私自身、それ自体を知らなかったのでちょっとびっくりですが) 「その原料捕獲のために、殺される母クマがいる。だから代替品に変えるべきだ」と動物愛護団体が主張しているってわけ。そして、かのポール・マッカートニー氏のご令嬢が代替用に試作品までつくっちゃったというのですから、すごい話だなあって思います。

私がこの記事の何に興味を持ったかといいますと、動物愛護団体とイギリス国防省双方の反応です。
まず、動物愛護団体の側ですが、単に動物保全を訴えて抗議活動を繰り返すというPRではなく、代替の試作品をつくってしまうという点が成熟した対応だなあと感じます。よくありがちな団体のように、狩猟を妨害するための暴挙に出るのではなく、相手を説得できるような代替案を考案するという「知的な抗議活動」に感銘を受けました。動物愛護団体にとどまらず、各種PR団体もこうした知性はご参考いただきたいところ。シュプレヒコール一辺倒だけの運動では、労力を使うだけで、たいていは何も進展しないわけです。


また、イギリス国防省ですが、「試作品を評価しつつも、ベアスキン帽の廃止には後ろ向き」とのこと。こちらも結論は「後ろ向き」ではありますが、「民間の試作品を評価する」という点が大人な対応だと感じました。日本政府にも見習ってもらいたいところです。


以下、ちょっと長いけど、引用しますね。



英国近衛兵のふさふさ帽 クマの毛皮、愛護団体が批判 2010年9月7日0時14分(朝日新聞)

英国のバッキンガム宮殿をさ
っそうと歩く赤い制服の近衛兵がかぶる、長くて黒いふさふさとした帽子は、野生のクマの毛皮で作られている。そこへ動物愛護団体がかみついた。人工皮革の帽子を開発し、英国防省に交換を求めている。しかし、伝統を重んじる国防省側の反応は鈍い。

 ロンドンのバッキンガム宮殿前。赤い制服にのっぽな帽子をかぶった兵隊が行進してくると、観光客がいっせいにカメラを向けた。ロンドンの観光名物の衛兵交代だ。

 この帽子は「ベアスキン帽」と呼ばれる。1815年のワーテルローの戦いで、英軍がナポレオン率いる仏軍をやぶったのを記念し、それまで仏軍がかぶっていた帽子を英軍がかぶり始めたのが起源とされる。背を高く見せる効果があるが、現代では一部の近衛兵がかぶるのみだ。

 それがカナダの野生グマの毛皮で作られていることは、あまり知られていない。北米にいるアメリカグマなどの毛皮を黒く染めて使う。国防省は約2500個持っている。

 動物愛護団体「PETA」のミミ・ベクシー部長によると、クマの背中の部分を使うため、1頭で一つしか作れない。雌グマの毛皮がより適しているせいで、母親グマが殺され、子グマが飢え死にした事例もあるという。

 ベクシー部長は「動物愛護に先進的な英国なのに、英国の象徴の一つとされる近衛兵の帽子が、クマを犠牲にするのはおかしい」と話す。

 PETAは2002年、毛皮の使用をやめるキャンペーンを開始。元ビートルズのポール・マッカートニーさんの娘で、人気デザイナーのステラ・マッカートニーさんと協力し、人工の皮革を使った代用品づくりに取り組んだ。

 05年に作った試作品では、国防省が定める耐水性基準に不合格。しかし、昨年、新たに人工繊維「ベア28」を使った試作品を作り、耐水性の基準をクリアした。

 ベアスキン帽は、一つ分の毛皮が650ポンド(約8万4千円)するのに対し、試作品はわずか60ポンドの費用で済んだ。さらに、試作品の方が230グラム軽く、通気性にも優れているという。

 PETAは満を持して今年7月、試作品を国防省に持ち込んだ。しかし、国防省は試作品を評価しつつも、ベアスキン帽の廃止には後ろ向きだったという。

国防省は「頭数を管理するカナダ政府の指示で間引かれたクマの毛皮を購入して作っている。帽子のために殺されるクマはいない」と主張。PETAの代用品についても「新しい素材の提案は歓迎する。しかし、我々が定める耐用性や防水性などの基準を総合的に満たしたものは今のところない」としている。

 ベクシー部長は「国防省は愛護団体からの圧力に屈する形で伝統を変えるのが嫌なのだろう。協力しながら代用品を開発し、ベアスキン帽廃止を求めていきたい」と話す。(ロンドン=土佐茂生)


ちなみに私ですが、冬のロンドンに行き、実際に近衛兵の帽子を見たことがあります。被っている兵隊さんは、ロンドン塔の博物館の入り口で無口で立ったまま、微動だにせず、護衛をされてました。帽子の高さは50cm以上はあって、結構重そうでした。
帽子を被った兵隊さんの写真は、お土産の絵葉書にもなって売られています。そうした風景を見ていると、この帽子はロンドンの象徴であり、イングランドの伝統なんだなあと感じました。
伝統品、素材にこだわりたい気持ちはわかります。でも、変えられるのであれば変えるべきだとも感じます。

また、この記事を読んでもう1つ疑問に感じたのは、

ロシアの凍傷から頭部を守るフサフサの帽子はどうなんでしょう。そちらはむしろ生活必需品ですから、愛護団体も了承済なんでしょうか。機会があったら、また調べてきます。
今朝、コンビニで気になった雑誌を数冊書いてみます。


■一個人 2010年9月号 「戦国武将の城入門」
http://www.kk-bestsellers.com/magazine/ikkojin/index.htm

天守閣の美しい写真、訪ねてみたいと思わせる城跡の解説など、読み応えたっぷりの内容。ガイドとしても使用できるし、城についての知識的な充足も得られます。また安土山城の再現など、改めて読んでみると新たな発見あり。

コストパフォーマンス ★★★★☆
情報の斬新さ ★★★☆☆
再読性 ★★★☆☆

一個人 (いっこじん) 2010年 09月号 [雑誌]/著者不明

¥680
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■プレジデント 2010年8月16日号 「『悩まない』練習」
http://www.president.co.jp/pre/

「プレジデント」がこうした特集を組むのは、珍しいと感じました。雑誌の趣向から社長やエグゼクティブが中心になるのは、仕方ないと思いますが、やっぱり「プレジデント」に出てくる人たちって自分とは違うよなあって感じ。今回取り上げられている人たちも、「入社後それなりに出世して、壁に当たった」という人たちばかり。私のようにそれ以前の段階で躓いているという人にはあまり参考にならないと感じました。読み込んで咀嚼できればまた変わってくるとは思いますが。
内容的には「練習」とあったので、日々取り組めるストレスマネジメントへのトレーニングが掲載されているのを期待してしまいました。座禅などの紹介で終わっていたのは非常に残念です。

特集のテーマ自体は魅力的に思えたので、迷いましたが、再び見返すことはないと感じたので、購入はしませんでした。


コストパフォーマンス ★★★☆☆
情報の斬新さ ★★★★☆
再読性 ★☆☆☆☆


PRESIDENT (プレジデント) 2010年 8/16号 [雑誌]/著者不明

¥690
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■日経アソシエ 2010年7月20日号 「『残念な人』とは言わせない」
http://www.nikkeibp.co.jp/associe/

私自身、社会人として基本的な部分が欠如している自覚があって、どうやら「残念な人」の部類に入るみたいなので、手にとってみました。(「残念!」といえばギター侍はどこに行ったの?)
内容的にはあまり心に残りませんでした。きちんと読んでみれば変わるかもしれないけど、いつものアソシエっていう感じで、購入には至りませんでした。

本特集のもととなっている「残念な人の思考法」自体は、全く読む気になりません。「余計なお世話」というのが正直な感想です。

コストパフォーマンス ★★★☆☆
情報の斬新さ ★★★☆☆
再読性 ★☆☆☆☆


日経ビジネス Associe (アソシエ) 2010年 8/17号 [雑誌]/著者不明

¥630
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どの雑誌も、どのようにして部数を維持するかという課題を突きつけられています。「このまま休刊を待つだけなの?」ときかれたら、答えは「NO」であって欲しい。

私自身は、どれだけ読み応えのある(=「買って手元に置きたい」)という特集を組めるか、電子化の流れの中でのシナジー効果の実現、といった点が部数減の解決の鍵になると感じています。

詳しくはまた後日。

突然ではありますが、書評を始めてみたいと思います。
本を評価する基準にたいがい私は以下の点を挙げています。

1.コストパフォーマンス。値段に対して内容が十分か。
2.情報の斬新さ。今読まれるべき内容か。読んで発見がありそうか。
3.再読性。手元に置いて読に返したい内容か。内容的に再読が必要なものか。


この3つは私が本を買う際に必ず、吟味している内容であります。
したがって、個人的な書評では常にこの3点を基準に判断します。5段階評価です。


さて、記念すべき1回目ですが・・・



リーダーは自然体 無理せず、飾らず、ありのまま (光文社新書)/増田 弥生

¥861
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「リーダーシップとは、特別な能力ではなく、誰もが発揮しうる能力」だとこの本は教えてくれています。これ自体よく言われることですが、私はいつも納得できません。しかし、この本の読後は、「もしかしたら自分にもできることはあるかもしれない」と思えるのです。

著者は、リコーに入社し、いわゆる「OL」から、リーバイストラウスにヘッドハンティングされ、人材育成を手がけた方です。その後はナイキに入社。あまりに私とはかけ離れた経歴の持ち主ですし、新聞で書評を読んだときには、参考にならないのかなあなんて考えたりもしてましたが、結局このタイトルに惹かれて、本書を手に取りました。
また、リーバイスとナイキの本社で働いた日本人から話を聞くという機会は稀有な機会でしょう。グローバル企業があらかじめ策定したストラテジーのなかで、日本人である著者がどのようなリーダーシップを発揮したのかということにも興味がありました。

本書は著者の回想と、経営学の専門家による分析によって構成されています。著者本人が「当たり前だとおもって行動していたこと」が、実は非凡なことであるということを、その専門家は指摘しているのです。

実は私は、リーダーシップに関する本やヒューマンリソース本をきちんと1冊読んだのは本書が初めてです。それだけでも新鮮でしたが、とくに本書では「リーダーシップ」を再定義する箇所が複数あります。
「リーダーシップは傑出した能力ではなく、誰もが今おかれた場所で発揮しうるものだ」「リーダーは『自分がリードする』というより、『同僚たちの魅力を引き出すことが大切だ』」など、これらはよく言われることではあります。しかし、それを聞くたびに私は、「そうはいうけども、それって相手を惹きつける魅力(カリスマ性?)がないとできないことなんじゃないの」と言いたくなります。
でも、この本に対してはそんな「文句」も出ません。著者の体験から、「魅力的な人間というのは、職場で細かい配慮ができる人なのだ」ということを感じたからからです。著者は、リコーOL時代に、新聞のスクラップなどをまとめて、それまでは社内になかった「資料室」を設置するということを実践しています。


1.コストパフォーマンス 5

著者の回想の記述は、まるでその意思決定を追体験できるぐらい具体的ですし、理路整然としています。新書でも途中で飽きてしまうのは少なくありません。しかしこの本の中身を読んでいると「著者のことをもっと知りたい」と感じてしまうのです。この人の決断は、すごく大きなものにつながっていきます。「次はどんな決断をして、この人の周りではなにがおこるのだろうか」と思わずにはいられないのです。
また、著者は読者にたいしていくつか設問を投げかけてきます。いずれも、私たち自身がグループに所属して何かをするというときに、考えるべき内容です。


2.情報の斬新さ 4

私たちは新聞やビジネス誌で経営者自身のことはよく知っています。しかし経営者の近くで会社を支える側近の方々の人となりはあまり注目されません。経営者からだけでなく、こうした人からも学ぶべきことは多々あります。
「リーダーシップ」というテーマ自体は陳腐な感じもしますが、「リーダーシップを再定義する」ということは、企業の業績が頭打ちとなり、閉塞感漂える今の時代に必要なことだと感じます。今の時代、組織内には1人の偉大なリーダーより、複数のリーダーが求められていると感じます。また「自分はぺーぺーだから・・・」と言いがちな、一般従業員の人たちにこそ、「自分が現場の仕事を回していく」という主体性が必要です。そうした主体性も含めたことをリーダーシップと呼ぶと本書は言いたいのだと思います。


3.再読性 3

なにかの幹事だとか係だとかそうしたものを任されたときに、手にとって再読するかもしれません。一読して大体の内容は理解できますが、もう一度読み直してみると、さらに発見があるかもしれません。