男たちの大和 観ましたで | 超平凡おやじ広島の食べ歩きとつぶやき

超平凡おやじ広島の食べ歩きとつぶやき

広島生まれの広島育ちのわしが広島弁でいらん事を書きますけえ。広島グルメの食べ歩きや広島に関連することは基本なんでもありじゃけえね。街並みや美味いもん系などを紹介しますけえ。

大和


昨日やっと「男たちの大和」 見に観ましたで。

広島東映 で観たんじゃがの、平日の夕方前じゃのに、

えっとお客さんが入ってましたわいの。

まさに、老若男女。年配の男性からカップルまで

幅広いけえ、びっくりしましたわいの。


わしゃあ、広島の人間ですけえ、映画の中で

俳優さんが、広島弁でしゃべってくれようりんさるけえ、

嬉しかったですの。

みな、上手な広島弁じゃったで。


ほいで、映画の内容じゃがの・・・。

まず、映画がどうじゃこうじゃいう以前に、

わしに馴染みの深い懐かしい呉市の場所がありますけえ、

それだけで感情移入して見てしもうての、

呉の場面が出ただけで、涙がちょいと出ましたわいの。

呉市ロケ地マップ


呉市営のボンネットバスが出て来ますがの、

わしゃ昭和40年代子供の頃乗ったことがあるし、

大和に乗り込むシーンは、わしの高校時代

通学路で、毎日バスで見よった風景なんじゃ。

呉港見渡すシーンを撮った場所も分かる。

じいちゃんは呉海軍工廠で軍艦作りよった。

「ここで大和作ったんじゃ」言うて、大和を作った

ドッグがどこか子供の頃から知っとった。

また、呉の空襲のシーンがあるんじゃが、

親父が子供の頃、アメリカ軍の爆撃を見とる。

無人島を擬装した軍艦じゃ思うて爆撃しよった話も

聞いた事がある。


ほいじゃけえ、なんかしらんが、感慨深い映画じゃわいの。


で、感想なんじゃがの・・・・。

まあ、まだ見てない人もえっとおるけえ、

詳しいは書かんが、途中ちょっとだるくなる時間帯が

ありましたの。

そのときに、昔見た

東宝の連合艦隊

どっちが面白いかいのーと考えていた。

この映画の名シーン、

「親より先に死ぬアホがどこにおるんじゃ」

を思い出したり、谷村新司の「群青」も思いだした。


で、「男たちの大和」と比べながら客観的に

見ていた。

「この俳優はちょっと・・・」とか

「この展開はどうかいの・・・」

「タイタニックみたいじゃの・・・」などなど。


そんなこんなで映画はどんどん進んでいく。

で、気が付くとエンディング前ぐらいから、

涙が頬を伝わる。

あるシーンではほぼ号泣状態。

館内もあちこちで、すすり泣きの音が聞こえる。


詳しくは書きませんがの、そんな映画ですの。


俳優で印象に残ったのは、仲代達矢。さすがです。

それと、何故か「長嶋一茂」。以外とおいしい配役。

印象に残った言葉は、

「武士道と士道の違いは何か?」

「死二方用意」ですの。


まあ、なんにせよ見といた方がええ映画じゃ思いますで。

しかし、あの戦争はなんじゃったんかの。

わしもあの時代に生まれとったら、国のため、愛する家族の為に

死ぬんじゃろうの。